初めてのガーデニングで必要な雑貨や園芸用品まとめ!
ガーデニングは年中できる趣味ですが、なるべくならしやすい季節が良い。
ということで今回は、初めてガーデニングをしてみようと思ったとき、最初に必要となるガーデニング雑貨や園芸用品についてまとめてみました。
ガーデニング雑貨や園芸用品といっても、室内向けや、庭の花壇でするのでは必要な道具なども違ってきます。
今回は、そんなガーデニングをはじめる方に向けて、ガーデニングアイテムはどれを揃えれば問題ないのか?どんなガーデニンググッズがあるのかをご紹介します。
ガーデニングに必要な基本アイテム
■シャベル・スコップ
まずは基本のき!スコップです。地域によってはシャベルとスコップの意味合いが逆のようです。
地域にによって違いますが、見れば分かりますよね!
ここで言うシャベルは「移植ゴテ」と呼ばれる類いになります。シャベルと聞くと大きめの物を想像される方もいるかもしれませんが、ガーデニングの必需品「シャベル」は剣先の広いものと、細身のものがあります。
剣先の広いものは、土を掘り返したり植物の植付けをしたりと幅広く使うものを指します。
一方細身のほうは、鉢植えのものを植え替えたりするのに便利です。
シャベル・スコップの選び方は、柄の付け根がしっかりしているもので、なおかつ握り具合の良いもの(これは個人差があると思います)、重すぎないものをポイントに探してみてください。
価格は材質などによりピンキリですが、初めは特にこだわらなくてもいいと思います。
最近では百均や三百均でも見かけるので、一度見るのも安く手に入れる方法です。
庭がある方は、スコップ(シャベル)も用意しておくと便利です。
小さいシャベルだと腰を痛めたりするので広い部分でガーデニングする場合はスコップも用意しましょう!
選び方は、先程と同じく実際に持ってみて、グリップの握り具合や重さを確認しましょう。
また、刃の肩に足をかけてグッと掘り込む使い方が主流になるため、それを考慮し柄の長さが体にあっているかを重視もしてください!
■ジョウロ・ホース
ジョウロもスコップ(シャベル)同様に多くの種類があります。材質や色やデザイン様々です。
ポイントとしては蓮口の取り外せるジョウロが一つあると便利です。
※蓮口:お風呂場のシャワーの水が出るところを蓮口をいいます。
広い面積に水やりする場合は蓮口をつけた状態で全体に満遍なく!鉢物などの狭い部分に集中して水やりするときは蓮口を外して使うと便利なので使い分けができることを考慮すると取り外し可能なジョウロにしましょう。
また、蓮口の向きを上向き・下向きと切り替える撒き方で水のあたりを変える場合もあります。
容量は3リットル~が一般的ですが、庭の面積と相談して選びましょう。
こちらも最近では安い値段で売っています。
庭が広いお宅やジョウロでは効率が悪いという場合は、散水ホースがおすすめです。遠くまで移動できますし、夏場の暑い日には水撒き(打ち水)にも役立ってくれます。そのため、シャワー・霧状・ジョウロなど、散水パターンを変えれるのがいいでしょう。ちなみに洗車にも散水ホースは役に立つので、ぜひリール付きのものを購入してください。
持ち運びや収納にも便利です。
あなた自身の予算に応じて選んでみてください。
カラーやデザインも色々あります。毎日使う物なので鉢などのインテリアや好みに合わせて揃えるのもガーデニングの楽しみの1つですよ。
また、画像のようにジョウロを鉢にしてしまうのもお洒落!
■鋏(はさみ)
ガーデニングに欠かせないのが専用の鋏(はさみ)です。
鋏は植物の茎を切ったり、用土のビニール袋を切ったり、結束紐を切ったり、と必ずガーデニングで使うアイテムです。
はさみは安い物でも使えますが、植物を切るには専用のものがおすすめです。(植物を傷つけない為等)
安く購入したい場合には、こちらも百均のガーデニング用品コーナーに置いてあることもあるためそちらで用意しましょう。
「ガーデニング鋏」「園芸鋏」といった名称で売られています。
ホームセンター等で購入すると1000円~2000円前後ですが、初心者の方は特にこだわらなくても問題ありません。
ただ、今後しっかりした物を購入したい場合は、刃は手入れのしやすいステンレスでグリップは持ちやすい形状の物などがおすすめです。
ちなみに庭木があり、自分で剪定作業したい際は、剪定鋏、枝切り鋏、剪定鋸などが必要になってきます。
こちらも自分に合った物を選べば間違いはありませんが、ホームセンターの店員さんに勇気を出して相談すればより丁寧に教えてくれますよ♪
■鉢(はち)・プランター
ベランダに置く鉢、または庭があるお宅の寄せ植えや育苗などに仕様する鉢は必需品です。
鉢選びは、素材・形・大きさがポイントになりますが、目的や用途にあわせて選ぶのが基本的です。
大きさやデザイン、そして重さなど本当に種類が豊富です。
「大きさ、素材、重さ、色、形」など様々です。
スタンダードな円形に長方形、円錐、白や黒や茶などカラフルな色合いが揃っているのでインテリアのテーマや雰囲気に合わせて種類を選ぶと見栄えがグッと良くなります!
■園芸グローブ
人によっては使わない人もいますが、ガーデニングは土をいじるので、園芸グローブを使うべきかなと私は思います。
素手だとなにより汚れますし、爪の間に土もはいるからです。
ただ、人によってはシャベルのみで済ませてしまう人もいますが初心者であれば用意してもいいでしょう。
土を掘り返す時は、軍手やゴム引きグローブ、寄せ植えには薄手のゴムやニトリルの手袋等々、用途に応じて何種類か用意しておくとさらに便利です。
ホームセンターやネットでセット販売されているので確認してみてください!
■ウェア
基本的にガーデニングで身に着けるものはエプロンや日除け帽子、ガーデニングシューズです。これらを用意すれば土汚れを気にせずに作業できます。
個人的にはエプロンはポケットがたくさんついたものが便利ですよ!
帽子は、熱中症予防・日射病予防を防ぐためにも暑い日は必ず被りましょう!靴は決まりはありませんが、汚れたくない方は専用の靴や長靴を用意すると便利です。
ベランダの鉢でガーデニングする方はベランダにでるためのスリッパでも問題ありません。
お好みで用意しましょう!
折りたたみチェアー
小さなガーデニングを楽しみたい方向けにチェアーもおすすめです。ガーデニングはどうしても低い姿勢で行う事が多いですし、同じ場所で行うことも多いので小さなイスがあると重宝します。ただ、ベランダが広く机がある場合は、新聞紙を引いて立ってする方がやりやすく便利ではあります。
そこもあなた自身のガーデニング場所で考えてみてください。
あると便利なガーデニンググッズ
ガーデニングの作業は多岐にわたります。
その場その場に応じて必要となる道具も変化しますし、先に挙げた基本的な道具だけで間に合わせられる場合もあります。
別にあらたな道具を用意しておくことで作業効率アップに繋がることもあるため、自分の試したいガーデニングに基本的な工具だけでたりないなと思った場合は、下記のあったら便利な物もそろえておくといいでしょう。
■土に関連する道具
・ガーデンシート(ガーデニングシート)
・熊手
・酸度測定器
・バルブプランター
・ピンセット
・フルイ
・寄せ植え用シャベルセット
・レーキなど
■庭での作業に関連する道具
・ガーデニングカート
・脚立
・草刈り鎌
・芝刈り機
・集草バッグ
・高枝切り鋏
・噴霧器
・ヘッジトリマーなど
あると便利なガーデニング用品ピックアップ!
ガーデニングエプロン
ガーデニングエプロンとは、土や水などで衣服を汚さないために身につけるエプロンです。
普通のエプロンと違い水や汚れをはじきやすく便利です。布や合成樹脂など素材は様々、園芸グッズをしまえるポケットがたくさんついている種類がおすすめです。
値段もピンキリで安いものでは1,000円程度、高い物なら10,000円を超すものも存在します。
違いは洗濯の有無や素材の長持ちのしやすさなどです。
デザインも豊富なので自分のお好みのエプロンを探してみてください。
土・肥料
一番欠かせない要素でもある「土」そして「肥料」。
花を咲かせ、実をつけさせるには、土作りと肥料の与え方がポイントです。
初心者で一番悩むのが土や肥料選びと言われています。
初心者には、肥料が最初から混入している市販の観葉植物用の土・種まき用の土・ハーブ用の土などを使うのがおすすめです。
それでも難しいなと感じる方は店員の方に育てる物と合わせて相談してみましょう!
ガーデニングに慣れてきたら自分のオリジナル土作りにチャレンジしてみるとさらにガーデニングが楽しめます。
自身で調整できるため、わずかな調整を行う事で実の付き方などにも変化をつけることが出来ますよ!
ぜひ、慣れた際は挑戦してみてください。
ノコギリ
ノコギリは、高枝切りハサミや剪定ハサミでも切れない太い枝を切るためのグッズ。
高枝切り鋏には、基本的にノコギリを付属できるようになっていて、高い所をギコギコと切り落とします。
疲れます(笑)
ただ、高い所も剪定できるのでかなり重宝します。そのため、なるべく軽い高枝鋏を選ぶことをおすすめします。
ガーデンパラソル
ベランダでガーデニングする際におすすめなのがガーデンパラソル!
庭でもいいですが、日よけや雨除けにも便利なガーデニンググッズですし、ガーデニングパラソルがあれば、日焼けや突然の雨にも対応しさらにインテリアレベルもグッと上がります。
また、野ざらしになりがちなガーデンテーブルやガーデンチェアも雨や日差しから守ることができるのでおすすめです。
ガーデンライト
ガーデンライトは、庭に設置する照明のことで、夜の庭風景を楽しみたい方、玄関までの道のりを明るく照らしたい方などにおすすめ。
地面に置くようなタイプや土に埋め込みタイプ、背丈の高いデザイン重視のタイプなど様々です。
ガーデンライトは完全に好みの部分なので、実際に見て立地に合わせて商品を選びましょう。
ガーデンオブジェ・オーナメント
ガーデニングを楽しく、より個性的に変えてくれるガーデンオブジェやオーナメント。
自分自身の世界観を出したいなら必死のアイテムです。
最近は小さい動物や人間などクオリティもどんどん上がっています。
可愛らしくするのか?シックな感じにするのか?選ぶ楽しみもありますし一度見てみてください♪
ガーデニング雑貨や園芸用品を選ぶときの注意点
ガーデニング雑貨や園芸用品を選ぶとき、事前にアイテムの置き場所とメンテナンス方法を調べましょう。
なぜか?それは購入してから置き場所に困ったり、メンテナンスを放置すると、グッズが長持ちせずに余計に費用と手間がかかってしまいますし、せっかくインテリアがいいのにデザインが微妙にもなってしまいます。
なるべくなら上記の用意をしておくといいでしょう!
ガーデニング雑貨・園芸用品を揃えてさらにガーデニングライフを楽しむ
ガーデニング雑貨・園芸用品のまとめはいかがでしたか?
ガーデニンググッズやアイテムに愛着をもってください。
愛着がわけばグッズの使い方がうまくなったり、植物を長く楽しめるようになります。
百均などでそろえるお話しもさせていただきましたが、デザインなども含めてフィット感がなければ思い切ってホームセンター通販で買ってみてください。
また、ガーデニングの道具はたくさんありますが、自分のガーデニングスタイルや庭の規模に合わせて、少しずつ揃えていきましょう。
いきなり全てそろえるとそろえて満足してしまったり、無駄なものも増えます。
最初は種や苗と鉢に土そしてシャベル!のみで始めてみて、「やっぱり軍手も椅子も、、、」となれば増やしていく方が育てるだけでなく、そろえる楽しみも増えます。