2020年の厄年は何歳?数え年についても解説

2020年1月25日

「私、今年が厄年なんだよね。お払いに行かなきゃ」などと聞いたことはありませんか?

でも意外や意外。この厄年って実年齢とは違うんです。

本記事では、2020年に厄年になる方の年齢や、実年齢とは違う「数え年」について解説します。

そもそも厄年って何?

厄年とは、昔から日本に伝わる「人生の節目に良くないことが起こる」という年齢のことです。

有名なのは男性の42歳や女性の33歳ですね。

実は厄年の年齢は、人間の身体や社会的地位などが大きく代わる年齢でもあります。

この大きく変化する環境で不調になったり、不調によるミスが起こったりしがちです。

昔の人々はそれに気がついていたのかもしれませんね。

そして、21世紀に入った現代でも厄年を気にする方は多く、厄払いで有名な神社などでお祓いを受けておくのが一般的です。

お祓いの時期は地方によって変わることもありますが、元旦から節分の間に受けておくと良いようです。

ただし、この時期を逃しても、年間を通して厄除け祓いを受けつけている神社もあります。

なお、厄年は1年で終わりません。

厄年を「本厄」といい、前の年は「前厄」、次の年を「後厄」といって、どちらも厄年同様に気をつけるべき年となります。

「本厄」だけに気をとられがちですが、それだけではないことは気にしておきましょう。

数え年とは?

「じゃあ、男性は42歳になったら、女性は33歳になったら厄払いに行けばいいんだ」と考えるのは早計です。

この42歳と33歳は実際の年齢(実年齢)ではなく、日本の昔からの年齢の数えかた「数え年」でのことなのです。

数え年とは、「生まれた日からその年の12月31日までを1歳とし、1月1日を迎えると2歳とする」という数え方をします。

現代の我々が使っている「0歳」は数え年にはありません。

次の章で、男性と女性の厄年を表にまとめましたのでご覧ください。

 

【男性】2020年厄年の一覧

男性の厄年の一覧を表にまとめて紹介します。

男性には厄年が3回訪れます。

前厄24歳(平成9年生まれ)41歳(昭和55年生まれ)60歳(昭和36年生まれ)
本厄25歳(平成8年生まれ)42歳(昭和54年生まれ)61歳(昭和35年生まれ)
後厄26歳(平成7年生まれ)43歳(昭和53年生まれ)62歳(昭和34年生まれ)

 

【女性】2020年厄年の一覧

女性の厄年の一覧を表にまとめて紹介します。

女性には厄年が4回訪れます。

前厄18歳
(平成15年
生まれ)
32歳
(平成元年
生まれ)
36歳
(昭和60年
生まれ)
60歳
(昭和36年
生まれ)
本厄19歳
(平成14年
生まれ)
33歳
(昭和63年
生まれ)
37歳
(昭和59年
生まれ)
61歳
(昭和35年
生まれ)
後厄20歳
(平成13年
生まれ)
34歳
(昭和62年
生まれ)
38歳
(昭和58年
生まれ)
62歳
(昭和34年
生まれ)

 

まとめ

厄年は身体や仕事などで大きな変化がある時期です。

自身の厄年を正しく把握して厄払いに行き、気持ちよく厄年を乗り切りましょう。