2020年の厄年は何歳?数え年についても解説
「私、今年が厄年なんだよね。お払いに行かなきゃ」などと聞いたことはありませんか?
でも意外や意外。この厄年って実年齢とは違うんです。
本記事では、2020年に厄年になる方の年齢や、実年齢とは違う「数え年」について解説します。
そもそも厄年って何?
厄年とは、昔から日本に伝わる「人生の節目に良くないことが起こる」という年齢のことです。
有名なのは男性の42歳や女性の33歳ですね。
実は厄年の年齢は、人間の身体や社会的地位などが大きく代わる年齢でもあります。
この大きく変化する環境で不調になったり、不調によるミスが起こったりしがちです。
昔の人々はそれに気がついていたのかもしれませんね。
そして、21世紀に入った現代でも厄年を気にする方は多く、厄払いで有名な神社などでお祓いを受けておくのが一般的です。
お祓いの時期は地方によって変わることもありますが、元旦から節分の間に受けておくと良いようです。
ただし、この時期を逃しても、年間を通して厄除け祓いを受けつけている神社もあります。
なお、厄年は1年で終わりません。
厄年を「本厄」といい、前の年は「前厄」、次の年を「後厄」といって、どちらも厄年同様に気をつけるべき年となります。
「本厄」だけに気をとられがちですが、それだけではないことは気にしておきましょう。
数え年とは?
「じゃあ、男性は42歳になったら、女性は33歳になったら厄払いに行けばいいんだ」と考えるのは早計です。
この42歳と33歳は実際の年齢(実年齢)ではなく、日本の昔からの年齢の数えかた「数え年」でのことなのです。
数え年とは、「生まれた日からその年の12月31日までを1歳とし、1月1日を迎えると2歳とする」という数え方をします。
現代の我々が使っている「0歳」は数え年にはありません。
次の章で、男性と女性の厄年を表にまとめましたのでご覧ください。
【男性】2020年厄年の一覧
男性の厄年の一覧を表にまとめて紹介します。
男性には厄年が3回訪れます。
前厄 | 24歳(平成9年生まれ) | 41歳(昭和55年生まれ) | 60歳(昭和36年生まれ) |
本厄 | 25歳(平成8年生まれ) | 42歳(昭和54年生まれ) | 61歳(昭和35年生まれ) |
後厄 | 26歳(平成7年生まれ) | 43歳(昭和53年生まれ) | 62歳(昭和34年生まれ) |
【女性】2020年厄年の一覧
女性の厄年の一覧を表にまとめて紹介します。
女性には厄年が4回訪れます。
前厄 | 18歳 (平成15年 生まれ) | 32歳 (平成元年 生まれ) | 36歳 (昭和60年 生まれ) | 60歳 (昭和36年 生まれ) |
本厄 | 19歳 (平成14年 生まれ) | 33歳 (昭和63年 生まれ) | 37歳 (昭和59年 生まれ) | 61歳 (昭和35年 生まれ) |
後厄 | 20歳 (平成13年 生まれ) | 34歳 (昭和62年 生まれ) | 38歳 (昭和58年 生まれ) | 62歳 (昭和34年 生まれ) |
まとめ
厄年は身体や仕事などで大きな変化がある時期です。
自身の厄年を正しく把握して厄払いに行き、気持ちよく厄年を乗り切りましょう。