【暇つぶし】マッチングアプリのご先祖様を調べてみた【80年代】

暇つぶし記事シリーズのお時間です。

マッチングアプリのご先祖さん調べてみたシリーズも、とうとう80年代まで時代が遡ってきました。2000年代と1990年代とご紹介して、今回ご紹介するのは1980年代です。

パソコンも存在が怪しかったこの時代、アナログな方法で人々はどのようにマッチングしていたのでしょうか。文字通りの暇つぶし記事です。

暇な時にご覧ください。

【1980年代】マッチングアプリのご先祖様まとめ

マッチングアプリのご先祖様・1980年代バージョンをお届けしていきます。このころになると、パソコンやガラケーの類は使用できませんので、もう少し原始的な方法でマッチングすることになります。

ただし、電話回線はこの当時からありましたので、電話回線を使ったものが多い印象です。それでは確認していきましょう。

伝言ダイヤル

まずご紹介するのは伝言ダイヤルです。こちらはダイヤルQ2が出てくる前の時代に存在したマッチングの手法といえるでしょう。

いわゆる留守番電話のシステムを応用したもので、イメージ的には音声でプロフィールを吹き込んでおき、気に入った相手が出てきたら直接連絡が取れるようなイメージでした。

テレクラ

80年代に入りすぐに登場したのがテレクラです。テレホンクラブの略です。ちなみに今でも存在はします。

テレクラは男性側が店舗に入り、電話が置かれた個室で女性から電話がかかってくるのを待機するイメージのサービスでした。

ちなみに、利用料金がかかるのは男性側というケースがほとんどで、店舗側は女性から着信があった時に、待機している男性に電話をつなぐという役割を提供していました。

電話で話ができて、お互いにマッチングできそうであれば、別途待ち合わせ場所などを指定して男性はテレクラの店舗を出ることになります。

若干アングラな匂いのするサービスとしても知られていましたが、当時はこれでマッチングするケースも多数でした。

ちなみに、男性は利用時間内に電話をかけてきた女性とトークをして、女性と実際に会う約束まで取り付けなければ費用倒れになってしまいますので、当時の男性がトークにかける情熱は今のマッチングアプリや出会い系サイトと似たようなものがありました。

ダイヤルQ2

ダイヤルQ2というサービスが開始されたのは、伝言ダイヤルが出てきてから数年後の話です。こちらは、どちらかと言うと今のクラブハウスのようなイメージです。

一対一での話ができるサービスなのですが、中には音声番組と言って、今で言うところのYouTubeの音声のみバージョンの内容を聞けるようなものもありました。

ちなみにこちらは利用時間ごとに利用料金が課金されるような仕組みとなっており、後にダイヤルQ2の料金システムを悪用した詐欺なども横行しました。

ただし、ダイヤルQ2には後にパーティーラインと呼ばれる複数人で会話ができるシステムも登場し、各業者は出会いの場をデジタルの空間にというサイバーな感じを演出するのに躍起になりました。

目新しさもあり、様々な人が利用していた印象です。

ディスコ

この頃はディスコ全盛時代となりますので、男性も女性もディスコに通うことで出会いやマッチングを求めていた傾向にあります。

毎週末ディスコに繰り出して、車で女の子を送ってあげるという口実のもと、車内で何とか連絡先を聞き出そうとするような涙ぐましい努力をしている男子も多かった印象です。

ちなみに、この頃は良くも悪くも時代がおおらかでした。送ってあげるよと女の子を車に連れ込んだ後、特に変なことをせずそのまま自宅まで約束通り送り届ける、といった良識ある場面が多く見られました。

まとめ

スマートフォン、クラブハウスなどのアプリサービス、マッチングアプリに出会い系サイト、それらすべての源流はこの80年代頃から生まれていたと言っても決して過言ではありません。

今回ご紹介したようなサービスも、現在で言うところのこれ!といった進化系が存在するわけです。

今後もマッチングアプリは様々な進化を遂げ、私たちを楽しませてくれることでしょう。