コロナ給付金で使える!他人に聞けないマイナンバーカード登録方法

 マイナンバーカードの存在は知っているけど、特に必要ないから作成していないという方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、コロナ禍で経済対策として1人あたり10万円を給付するという際にはマイナンバーカードから給付金の申請ができるなど使い道は広がりつつあります。

ここではマイナンバーカードの使い道や登録方法、今からマイナンバーカードを作成してもコロナ給付金に間に合うかなど紹介していきます。

マイナンバーカードは何に使えるのか?

マイナンバーカードは本人の顔写真と個人情報が記載されたもので、日常生活では公的な本人確認書類として使うシーンが多いです。

顔写真入の公的な本人確認書類といえば運転免許証やパスポートですが、それに匹敵する身分証明としてマイナンバーカードは使えます。

次に利用頻度が高い使い道といえば、コンビニで住民票や印鑑登録証明書を取得するシーンです。

住民票などは重要な契約や相続などで登記する際によく利用します。
その度に平日の日中に役所窓口まで行くのが大変だという人はコンビニで取得できるので便利なサービスです。

また、令和2年からマイナンバーカードと紐付けしたキャッシュレス決済を利用するとポイントが貯まりお買い物に利用できるマイナポイント制度の構想もあります。

<マイナンバーカードの使い道>
・公的な本人確認書類
・行政手続きのオンライン申請(マイナポータルより行う)
・公的個人認証サービス(電子証明書)
・コンビニで各種証明書の取得(住民票など、市区町村により対応が異なる)
・民間オンライン取引(オンラインバンキングなど)
・マイナポイント(予定)

<マイナンバーカードに記載される情報>
・マイナンバー(個人番号)
・氏名
・住所
・生年月日
・性別
・顔写真

マイナンバーカードの登録方法

次に、マイナンバーカードの登録方法ですが、①郵送、②ウェブ、③街中の証明写真機から申請(登録)できます。

①郵送によるマイナンバーカード申請方法

1.白と緑色の通知カードに電話番号や申請日を記入する
※記載されている住所や氏名が現在と異なる場合は、お住いの市区町村に連絡

2.縦4.5cm横3.5cmの顔写真を貼る

3.署名用電子証明書、利用者証明用電子証明書の発行の有無を選択

4.代理人がいる場合は代理人欄を記載(15歳未満の人、成年被後見人の場合)

5.返信用封筒で返送、または個人番号カード交付申請書受付センターまで送付する

②ウェブからのマイナンバーカード申請方法

1.オンライン申請サイトを開く
※通知カードのQRコードからもアクセスできます

2.表示案内に従い、申請者IDやメールアドレスなどを入力

3.メールアドレスに届いたURLから顔写真をアップロードする

4.生年月日や電子証明書の有無などを入力

5.メールアドレスに申請完了の旨のメールが届く

③街中の証明写真機からの申請方法

Ki-Re-i、Photo-Me、富士フイルムの証明写真ボックス、三吉工業のDigital証明写真、プラザクリエイトの証明写真BOXで以下のような流れで申請ができます。

1.証明写真機のトップ画面でマイナンバーカード交付申請を選択

2.交付申請書のQRコードをバーコードリーダーで読み取る

3.顔写真を撮影

4.申請内容を確認し、申請する

5.申請確認プリントが受取口から出るので受け取る

①~③いずれの方法でも必要とされるのは、顔写真です。
申請した顔写真がマイナンバーカードの券面に載りますので、身だしなみを整えて撮影すると良いでしょう。

登録が完了するまでにかかる時間

マイナンバーカードを申請してから、実際にマイナンバーカードを受け取るまでにかかる時間はおおよそ1~2ヶ月です。

申請後は市区町村から「交付通知書」が送られてきますので、この交付通知書と通知カード、本人確認書類、住基カードがある場合は住基カードをもって指定の交付場所まで受取に行きます。

今からマイナンバーカードを申請してもコロナ給付金に間に合う?

全ての人に一律で10万円を給付するコロナの給付金「特別定額給付金(仮称)」ですが、この給付申請にもマイナンバーカードがあるとオンライン上だけで申請が完了します。

この給付申請の受付期限は「各市区町村が郵送申請方式の受付を開始した日から3ヶ月以内」となっていますから、給付金の受付を開始してからマイナンバーカードを作成しても理論上は間に合います。

しかし、コロナ禍で不測の事態や申請内容に不備があると給付金の申請期限に作成が間に合わない可能性もあります。
また、マイナンバーカードの受取には原則外出が伴いますから、そのあたりも注意が必要です。

給付金の申請はマイナンバーカードによるオンライン申請以外にも郵送による申請も受け付けていますから、こちらの利用も検討しておくと安心です。

まとめ

マイナンバーカードは行政手続きなどを行う際にあると便利ですし、本人確認書類としても使えるカードです。

特に近年ではコロナ給付金のオンライン申請に利用できたり、マイナポイントの利用も検討されていますから、まだマイナンバーカードをお持ちでない方は申請を検討しても良いでしょう。