熱中症には水?スポーツドリンク?麦茶?!

2019年10月20日

暑い夏に心配なのが熱中症。

真夏はもちろんのこと、

暑くなり始めた時期は、体が暑さになれていないために

それほど気温が高くなくても熱中症をおこしやすいそうですよ。

 

皆さんそれぞれ予防はしていると思いますが、

もし万が一熱中症をおこしてしまったら?

一番良い飲み物は何なのでしょうか?

 

熱中症って?

まずは、熱中症の症状について。

熱中症の重症度は、具体的な治療の必要性の観点から、以下のように分類されます。

Ⅰ度 現場で応急処置ができる軽症

●めまい・立ちくらみがする

●筋肉のけいれん・痛み(こむら返り)

●ふいてもふいても汗がでてくる

こんな時は、まず、涼しい場所に避難。

衣服をゆるめて体を冷やしまし、水分と塩分の補給をしましょう。

Ⅱ度 病院への搬送が必要な中等症

●頭がガンガンと痛む

●吐き気がする・おう吐する

●体がぐったりする・力が入らない

このような場合は、軽症の時と同じように

まず、涼しい場所に避難し、衣服をゆるめて体を冷やし、

足を高くして休みましょう。

もちろん、水分と塩分の補給が重要ですが、

自分で摂れないようなら、すぐに病院へ。

Ⅲ度 入院して集中的な治療が必要な重度

●まっすぐに歩けない

●体温が高い

●体がガタガタと痙攣をおこす

●呼びかけに反応がない・おかしな返事をする

ここまでになってしまったら、

首や脇の下、太ももの付け根などの太い血管を、水や氷で冷やし、

すぐに救急車を!

 

熱中症になってしまったら何を飲む?

軽度の熱中症の場合は、涼しい場所で衣服をゆるめ、
水分と塩分の補給をすることで対処できますが、

この飲み物が大事なんです。

 

熱中症の身体は、水分や塩分のバランスが崩れた状態。

この時、水だけをたくさん摂ってしまうと「低ナトリウム血症」になってしまう危険があるんです。

普段の生活やスポーツ時なら、スポーツドリンク程度の塩分でOKですが、

いざ熱中症をおこしてしまったとなると、

もっと塩分が必要!

 

一番良いのは、飲む点滴ともいわれる「経口補水液」です。

「OS-1」はテレビCMでも見かけますよね。

でも、常備している家庭は少ないかも。

 

経口補水液は家にあるもので簡単に作れます

応急処置的な経口補水液は、家庭で簡単に作れるんです。

用意するのは

水1ℓ、塩3g、砂糖40g たったこれだけ。

塩は、粗塩なら小さじ1杯で約5g、サラサラの精製塩なら約6グラムです。

砂糖は、上白糖で大さじ1杯が約9gですので目安にして下さい。

砂糖の量は調節可能ですが、砂糖には水分やナトリウムの吸収を助ける働きがあるので、全く入れないのはNG。

レモン汁を加えるとカリウムがプラスされ、味も飲みやすくなりますよ。

※市販されている経口補水液には、他にもいろいろな成分が含まれています。

 

最適な温度は5度~15度

熱中症対策の水分補給で最適な温度は5度~15度と言われています。

冷蔵庫の温度がおよそ5度ですから、冷蔵庫から出したばかりのお水に氷と入れてしまうと、

温度が低すぎるという事です。

あまり温度が低すぎると胃腸に負担がかかってしまうので、

水分補給は温度も気を付けましょう。

 

ミネラル麦茶は熱中症予防になる?!

ミネラル入りの麦茶で熱中症対策!

なんてセリフを聞いたことがあるかもしれませんが、

麦茶のミネラルには残念ながらナトリウム(塩分)が含まれていません。

麦茶&梅干しの組み合わせはおススメですよ。

 

ちなみに、アルコールや、カフェインを多く含む紅茶やコーヒーは

利尿作用があるため、絶対にNGです。

 

おわりに

熱中症は屋外だけでなく屋内でも注意が必要です。

特に高齢者やお子さんは、体温調節がうまくできなかったり気温の変化に気づけなかったりするので、

周りの人が気にかけてあげましょう。

適度な水分と塩分の補給をして、夏を乗り切りましょうね。