家にあるものですぐできる!部屋を涼しくする方法3つ
梅雨明けを迎えればいよいよ夏本番!
でも、夏になると毎年部屋が暑くなってしまって体力を奪われる…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
部屋を少しでも涼しくすることができれば快適に夏を過ごせそうなのに・・・。
と思う方のため、ここでは部屋を涼しくする方法についてご紹介していきます。
今年の夏は、涼しく快適に過ごしましょう!
扇風機とエアコンのあわせ技
結論からあげてしまえば、扇風機とエアコンの合わせ技はかなりの効果を発揮します。
部屋を涼しくするには、まず部屋の温度自体を下げてあげる必要があります。
扇風機を使うという方法もありますが、扇風機では仕組み上、部屋の温度そのものは下がりません。そのため可能であればエアコンを使うようにしたいところです。
しかしエアコンの冷房も、ガンガン使ってしまうと電気代が大変なことになってしまいます。
一人暮らしをして初めての夏を迎えたとき、あまりの電気代の高さに腰が抜けたという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、扇風機の登場です。
まずはエアコンをつけて、多少風は弱めでも構いませんので部屋の中に冷たい空気を送り込みます。
そして、扇風機で部屋の中の空気をかき混ぜるようなイメージです。
こうすることにより効率的に部屋の中に冷たい空気をまんべんなく送り込むことができるので、結果的に部屋が涼しくなるのです。
エアコン単体ではイマイチな冷え方でも、扇風機を合わせて使うことにより、部屋の中を涼しくすることができます。
扇風機以外にも、ご自宅にもし「サーキュレーター」と呼ばれる機械がある場合はこちらの方がより空気を循環させることを得意としていますので、こちらを優先して使うと良いでしょう。
元々サーキュレーターは「部屋の中の一部にたまってしまっている空気」をかき混ぜるような働きをするのが特徴なので、冷房器具との相性も抜群です。
体感温度を下げる方法もオススメ
エアコンを使うことができない場合や、お部屋にエアコンがなく扇風機しかないという場合は、部屋の温度ではなく「体感温度」を下げるという方法もお勧めです。
まずはぬるめの水シャワーなどを浴びて体の体温を下げてあげるというのも良いでしょう。水シャワーに抵抗がある場合は30度くらいの「体温より少し低めの温度のぬるま湯」でもOKです。
ただし、キンキンに冷たい水はシャワーから出た後で逆に暑さを感じてしまうことがあるため、お勧めできません。
こういったシャワーを浴びることで「気化熱」により、シャワーから上がった時に涼しさを感じます。
もしくは、コンビニでかき氷を購入してきてドリンクなどと一緒にスムージーのようにして飲み込んでしまうというのも一つの方法です。
体の内側から氷で冷やしているのと同じようなことですので、かなり涼しくなります。
ただし、こちらの方法は体温が下がりすぎてしまう恐れもありますのでご注意を。
保冷剤と発泡スチロールで作るミニエアコン
ちなみに、保冷剤と発泡スチロールでミニエアコン(のようなもの)を作ることもできます。
そもそもエアコンの原理は、冷たい空気を発生させてそれを送風することにより部屋の温度を下げるという仕組みです。
そのため、冷たい空気を作り出すことができる環境さえあれば仕組み的にはエアコンと同じような働きをさせることができるのです。もちろん、規模はかなり小さくなってしまいますが…。
とにかく、保冷剤と発泡スチロールを組み合わせて、ミニエアコンを作ってみるのもお勧めです。お子様がいらっしゃれば、自由研究の一つのネタにもなりますね。
作り方はいたって簡単で、まずは冷凍庫でキンキンに凍らせた保冷剤を用意します。
そして発泡スチロールの箱を用意します。
この時、発泡スチロールの箱は小さめで良いので穴をくり抜いておきましょう。冷たい空気が出てくる穴を作っておくのです。
あとは発泡スチロールの箱の中に保冷剤を入れるだけ。もし可能であれば、100円ショップなどで売っている小さいミニファンを一緒に中に入れて稼働させると、効率的に冷たい空気がミニエアコンの中から出てきますよ。
規模が規模なのでさすがに身体全体が涼しくなるような使い方は難しいのですが、足元に置いておくとひんやりした空気が漂ってきて、なんとも爽快感があります。
部屋の温度そのものを下げることができなければ体感温度を下げる、というアプローチで今年の夏を乗り切ってみませんか。
まとめ
部屋を涼しくする方法は、エアコンと扇風機の合わせ技が一番おすすめですが、それが難しい場合はぬるめのシャワーを浴びることによって、体温そのものを下げてみるというのも一つの方法としてオススメです。
また、発泡スチロールと保冷剤、そして可能であれば100円ショップなどで売っているミニファンを組み合わせた「ミニエアコン」も、部屋を少しだけ涼しくするのにオススメですよ。
この夏、ぜひお試しください。