床暖房をお得に使う4つの方法|ガス代を気にして宝の持ち腐れになっていませんか?

床暖房のイメージ画像です

足元からお部屋の中を暖めてくれる床暖房。

エアコンやファンヒーターのように、温風が直接当たったりホコリが舞ったりすることがなく、

床で遊んだり寝転んだりする小さなお子さんも安全に快適に過ごせる暖房器具です。

 

「でも・・・床暖房って光熱費がかかりそうで心配・・・。」

と、せっかく設置した床暖房が宝の持ち腐れになっているご家庭もあるのではないでしょうか?

床暖房にも様々な種類がありますが、もっとも選ばれている(当社調べ)ガス温水床暖房のお得な使い方をご紹介しましょう。

 

①スイッチのON/OFFは最低限に!

電気式よりもパワーが強く、暖かくなるのが早いガス温水床暖房。

最初に高い温度のお湯を循環させて一気に温かくしてくれます。

ということは・・・、立ち上がりにエネルギーが必要ということ。

スイッチを入れてすぐの1時間と、温度が安定してからの1時間を比較すると、最初の方が約4倍のエネルギーを消費してしまうのです。

 

「ガス代がもったいないから、暖かくなったらいったんOFFにして、寒くなったらまたONにして。」

なんてことをしていませんか?これは完全に光熱費の無駄遣いです!

床暖房をお得に使うためにはスイッチのON/OFFは最低限に。

必要以上に高くなりすぎない温度でつけっぱなしにした方がお得なのです!

 

②スイッチOFFはお早目に!

ガス温水床暖房が室内を暖める仕組みは、ガスで作ったお湯の熱が床に伝わる「伝導」と、温められた空気が部屋の中を循環する「対流」、そして床や壁、天井が吸収した熱を再び放出する「輻射」です。

床暖房でいったん暖まった部屋はスイッチを切っても一気には温度が下がらず、しばらくは余熱で暖かさが続きます。

ですから、床暖房のスイッチOFFは30分~1時間前にするのがお得!

タイマーを利用すれば、切り忘れがなくていいですよ。

 

③カーペットはNG!

床暖房のない部屋はフローリングがひんやり冷たく、カーペットを敷いて足元の冷えを防ぐご家庭が多いですよね。

でも床暖房を使用している部屋ではカーペットはNG!

床と部屋の空気を遮るカーペットなどを敷くと、床からの「伝導」や「輻射」の効果が得にくく、効率的に部屋を暖めることができないのです。

また、カーペットを敷いたり脚のない家具を置いたりすると、その下に熱がこもり、床材の変形などを引き起こす可能性もあります。

ソファなど家具をおく場合は脚付きで床から離れているものを選びましょう。

 

④お得な料金プランに申し込む!

ガス会社の多くは、ガス温水床暖房を使用している家庭を対象としたお得なガス料金メニューを用意しています。

例えは、大阪ガスなら「GAS得プラン」というのがあります。

ガス温水床暖房をお得に使うには、契約しているガス会社に確認してみてください。

 

更に、ガスと電気を一緒に契約することでお得になるプランなどもあるので、これを機に光熱費全体の見直しをしてみるのもいいかもしれませんね。