「ホワイトデー」誕生から40年!その始まりは?

ホワイトデーのイメージ画像です

全国飴菓子工業協同組合のサイト内に「ホワイトデー公式サイト」というページがあります。

それによれば、ホワイトデーの誕生は1980年!

そう、今年はホワイトデー誕生40周年の記念すべき年なんです!!

この長年みんなに愛されてきたホワイトデーの始まりとは、

いったいどんなものだったのでしょうか?

 

バレンタインデーの始まり

ホワイトデーと切っても切れない関係のバレンタインデー。

まずはバレンタインデーからみていきましょう。

 

バレンタインデーの歴史は古く、

西暦269年2月14日にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ヴァレンティヌスに由来する記念日とされています。

「愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がる」と結婚を禁止した皇帝に内緒で、若者たちの結婚式を行っていたヴァレンティヌスが処刑されてしまったという逸話から、この日が男女の恋愛に結び付けられるようになり、

日本には戦後、アメリカから伝えられました。

 

すでにご存じの方も多いように、

「バレンタインデー=チョコレート」は日本独自の文化です。

その起源は、チョコレート会社「モロゾフ」が1936年(昭和11年)に、神戸で発行されていた外国人向け英字新聞にバレンタインデー向けチョコレートの広告を出したのが始まりなど諸説ありますが、

いずれにしろ菓子メーカーの販売促進戦略には違いないようです。

 

1950年~60年代頃から現在のようなバレンタインデーの形になり、

日本記念日協会の推計によると、

2020年のバレンタインデーの市場規模は前年比約4%増の約1310億円だったんだとか。

聖ヴァレンティヌスさんも、あの世で驚いているかもしれませんね。

 

ホワイトデーの始まりは?

では、本題のホワイトデーはどのように始まったのでしょうか?

 

ホワイトデーの起源についても諸説あります。

色んな菓子メーカーが元祖をうたっているのでハッキリとしたことは分かりませんが、

1970年代頃に、「バレンタインデーのお返しを贈る日」として各業界がバレンタインデーの1か月後である3月14日に目を付けたようです。

 

ホワイトデーという名前については、

キャンディーの原料である砂糖の”白”から、

マシュマロの”白”にちなんでなど、こちらも色々な説があります。

「純潔」や「純粋な愛」をあらわす”白”からというロマンチックなものも。

 

先述の「ホワイトデー公式サイト」によれば、

全国飴菓子業協同組合が「ホワイトデー(3月14日)はキャンデーの日」と決定したのが1978(昭和53)年6月のことでした。そして、80年3月には全飴協・関東部会が第1回のホワイトデー“愛にこたえるホワイトデー”を実施し、現在にいたっています。

とのこと。

1980年に “愛にこたえるホワイトデー” として全国飴菓子工業協同組合が大々的にキャンペーンを展開し、

その後、毎年キャンペーンを行うことで定着していったということでしょうか。

 

2020年は記念すべき『ホワイトデー40周年』の年です。

バレンタインデーのお返しを贈る男性も、友チョコのお返しやホワイトデーのプレゼント交換をする女性も、

今年は特別なホワイトデーにしてみませんか?