年明けうどんで縁起を担ぎをしよう!カップ麺も発売中!
年越しそばならぬ年明けうどんはご存知でしょうか。
細く長く過ごせる、つまり長生きできる縁起担ぎの年越しそばに対し、年明けうどんは人々の幸せを願う新しい縁起担ぎとして、ご家庭や飲食店で食べられ、さらにはカップ麺として販売されています。
年明けうどんはうどんで有名な香川発祥ですが、一体どのようなものなのかご紹介していきます。
年明けうどんは新しい縁起担ぎ
うどんは古くから長寿を祈る縁起物で、それにあやかった「年明けに縁起を担いで食べるうどん」です。人々の長寿や幸せを願うものとして提唱され、飲食店で提供されたり、大手食品メーカーからカップ麺まで発売されています。
発祥は2008年頃にさかのぼります。国内小麦使用量が減少傾向にあるといった背景もあり、うどんのさらなる普及のため、さぬきうどん振興協議会が提唱・普及を始めました。
年明けうどんの具
それでは、年明けうどんとは一体どのようなうどんでしょうか。
年明けうどんは、純白のうどんに紅色の具を1点のせてあれば年明けうどんとなります。また、赤いトッピングであれば具は何でもOKです。
赤いトッピングの例を上げると、赤いあんころもち、金時人参、紅白かまぼこ、梅干し、ローストビーフ、ミニトマト、小エビ、桜えび、いくら、カニ、有頭海老、海老天、たらこ、はらこなど多種に渡ります。発想次第で、たくさんの年明けうどんを開発できそうですね。
年明けうどんを家庭で食べる方法
家庭で年明けうどんを食べるには、お好みのうどんを用意して、赤い具をトッピングすると年明けうどんとなるので、お好みの年明けうどんを作ってみましょう。手軽に作れますね。
また、ヒガシマル醤油、ヤマサ醤油、サラダクラブ、クックパッド、テーブルマークなどでインターネット上でたくさんの年明けうどんのレシピが公開されているので、参考になります。また、年明けうどんの公式サイトでも多数のレシピが紹介されています。
例えば穴子の豆乳紅白うどん、幸福の出汁トマトうどんなど普段なら見かけないような独創的なメニューがたくさん載っています。ためには変わり種のメニューを食べてみるのも新たな発見になります。
年明けうどんをお店で食べる方法
年明けうどんは、うどん店で食べることができます。目印は年明けうどんの「のぼり」「ポスター」が表示されているお店です。お正月に出かけた先で探してみるのもよいでしょう。自宅とは一味違う、料理人が作る年明けうどんは格別です。
また、提供店舗はこちらのホームページから調べることもできます。テイクアウトやデリバリーに対応しているお店もあり、またスタンプラリーもあるので参加してみても楽しいでしょう。
全国年明けうどん大会が開催
香川県では全国年明けうどん大会という年明けうどんの大会が毎年開催されています。
全国のご当地うどんに赤いトッピングをのせた年明けうどんが集合し、食べることができます。2021年は感染症対策のため、広い会場に590名までの入場制限をかけた入替制で開催しました。
遠方の方はインターネットで買うこともできるので安心ですね。美味しいうどんを簡単に買うことができます。
日清から年明けうどんが発売されている
▲出典:「日清のおめでどん兵衛 年明けうどん」(12月13日発売)
2009年から大手食品メーカーの日清から年明けうどんが発売されています。日清といえば「どん兵衛」ですが、2021年からは「日清のおめでどん兵衛」にバージョンアップして販売されます。
「熱湯5分で福よ来い!やっぱり新年はこれで決まり!」という言葉をテーマにダブル出汁の美味しいうどんです。赤いトッピングは梅干しが添えられています。
新年らしいおめでたい仕上がりになっていますので、食べてみてはいかがでしょうか。手軽に年明けうどんを食べられるのは嬉しいですね。
まとめ
年明けうどんには縁起担ぎの意味合いがあります。うどんは太く、長いものなので、1年を健やかに過ごすために食べてみるといいでしょう。
縁起を担いで、明るく素晴らしい一年となりますように。