投資初心者におすすめの投資の始め方は?種類・注意点もわかりやすく解説
老後の資金や脱サラ、マイホームの購入など、様々な理由で「これから投資を始めてみようかな」と考えている方がいらっしゃるかと思います。
しかし、どのような方法で投資をしたら良いか分からない・迷っている方もいると思います。
そこで今回はそんな投資初心者の方に向けて、おすすめの投資の種類や始め方、投資で注意すべきポイントをご紹介していきます。
初心者におすすめの投資の種類は?
一口に投資と言っても、株式投資、不動産投資、FX、投資信託、REIT、暗号資産などの様々な種類があります。その中でも投資初心者の方は、「少額から始めやすい投資」や「プロが運用してくれる投資」がおすすめです。
ここでは、そのような初心者の方も始めやすい投資を3つご紹介していきます。
種類1:株取引
投資といえばの代表格である株取引。株取引はベテラン投資家が行っているイメージがありますが、実は少額から始められるので、投資初心者の方も始めやすいのです。
証券会社の中には1株単位で株を購入できたり、株取引のデモトレードができるサービスもあるなど比較的敷居は低いと言えます。
また株式ではありませんが、コンビニなど日々の買い物で貯まるポイントを運用できるサービスもあり、ポイント運用から投資を身近に感じられるようになっています。こちらも投資の雰囲気を掴むために挑戦してみてもよいでしょう。
種類2:ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、AIが最適なポートフォリオを組んでくれ、実際に運用も行ってくれる投資引用ツールのことです。厳密にはアドバイスまで行ってくれるタイプと、運用まで行ってくれるタイプに分かれます。
投資初心者の方は、自動的に運用してくれるタイプのロボアドバイザーであれば気軽に投資を始められます。
投資に慣れてきたら、ロボアドバイザーのアドバイスをもとに、自分でポートフォリオを組んでみてもよいでしょう。
「ほったらかし」で投資をしたい、複数に投資をしたいという方に向いています。
種類3:iDeCo・NISA
iDeCo(個人型確定拠出年金)は国民年金や厚生年金とは別の、任意で加入して利用する年金制度です。投資というよりは資産形成と扱われるケースが多いですが、掛金の運用益は非課税となりますし、節税効果も期待できるのが特徴です。
また、NISA(ニーサ/少額投資非課税制度)では年間120万円までの投資に対して税金が免除されます。
どちらも投資というよりは制度の話なりますが、これから投資を始めようという方はぜひ知っておきたい制度になります。投資を始めるのであれば、こちらもあわせて確認しておきましょう。
特にNISAは制度が改変されますので、最新の情報をご確認ください。
初心者におすすめの投資の始め方は?
ここからは、初心者の方に向けた投資の始めた方をご紹介していきます。あくまでも一例ですので、詳しくは専門家や証券会社、サービスを提供する企業などにお問い合わせください。
DAIGOさんが投資についての初歩的な話をされていたのでご紹介します。
※動画主に掲載承諾済み
手順1:何に投資するか決める
まず投資を行う上で重要なのが、投資先を決めることです。
ただし、投資先の選択肢が多く「一体どこに投資すればいいか分からない」ということも多いかと思います。迷った時は、自分が興味があるものに投資したり、ロボアドバイザーを利用する方法があります。
興味あるものであれば、株主優待を狙って購入・投資する株式を決める方法もあります。投資しながら優待も使えるとなると、お得感がありますね。
また、「選択肢がありすぎて何に投資すべきかわからない」という場合は先程ご紹介したロボアドバイザーを活用する方法があります。
手順2:口座・資金を用意する
次に、投資を開始するためには、まずお金を用意しなければいけません。初めての投資であれば、数万円程度の少額からスタートしてみましょう。中には数千円から始められる投資もあります。
この運用資金は余剰資金から用意してください。
また、投資に使用する証券口座の開設などを行います。開設には本人確認に時間を要することもあるので、余裕を持って準備しましょう。
手順3:入金・取引開始
口座と運用資金の準備ができたらいよいよ取引開始です!
少額から始められますので、自分のペースで始めてみましょう。具体的な操作方法は、各取引所やロボアドバイザーのホームページなどでご確認ください。
なお、少額から始められるとはいえ元本割れする可能性はあることを忘れないように気をつけてください。
投資の注意点
投資をする際に注意したい点をいくつかご紹介します。特に投資初心者が気をつけるべきポイントです。
注意1:投資にはリスクがつきもの
投資は自己責任で行う 投資は、基本的には「リスク」を伴います。
投資は「リターン」が得られる反面、「損失」が発生する可能性を忘れてはいけません。
また、必ず儲かる!高配当!と謳う金融商品は、詐欺や詐欺まがいのものもあります。ご注意ください。
注意2:投資は分散させる
投資は複数のものに投資するのが基本です。
例えば1種類の株だけに投資すると、暴落したときに大損してしまう可能性があります。そのため、株だけでなく他のものも買っておいたり、長期的に保有するもの、短期的に保有するものと分ける手法もあります。
ただし、投資する範囲を広げすぎると管理が煩雑になるので、ロボアドバイザーに任せる方法もあります。
また、投資を分散させるのは、投資に慣れてきてからでも遅くはありません。投資を始めたばかりの方は投資になれるため、まずは1つ、2つの金融商品に投資してみてもよいでしょう。
注意3:余剰資金を使う
投資をするにあたり大切なのが「余剰資金」を使うことです。
余剰資金以外の資金、たとえば生活費などは投資に使うべきではありません。
生活費を使い投資を行い、もしもマイナスが出た場合は生活に大きな影響を与える可能性があります。
まとめ
今回は投資初心者の方に向けて、おすすめの投資の種類や始め方、投資で注意すべきポイントをご紹介しました。
投資初心者の方向けの記事でしたが、投資初心者の方に限らず、株式や不動産、債券など様々な投資に言えることです。
また、NISAの税制優遇が拡大する機運が高まっているなど、優遇税制措置にも改定の動きがありますので最新の情報をキャッチして投資を行いたいですね。