京都の黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)で花展開催

2019年10月20日

京都府宇治市にある壮大なお寺、黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)を知っていますか?

京都にある有名なお寺の中でも、中国様式で違う一面を見せてくれる萬福寺は、ぜひおすすめのお寺スポットです。

 

重要文化財でもある萬福寺★非公開空間★で2018年の今年11月10日・11日に[花展]開催予定!

開催日決定次第下記のツイッターでもお伝えするので、ぜひフォローよろしくお願いします!

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今回はそんな萬福寺を花展より、一足先にご紹介したいと思います♪

萬福寺(まんぷくじ)はどんなお寺?

黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)と言われる萬福寺。

中国僧禅師が開いたとされていて、当時中国明朝時代の臨済宗を代表する禅師は、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺のご住職をされていました。

その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝、その後宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けましたとされています。

そのため入口の門から既に中国っぽさを感じます。

 

黄檗山萬福寺の一番の見どころは何といってもその広さです。

広大な敷地に由緒ある様々な建物が立ち並び、京都の穴場スポットとして人気があります。

穴場なのに人気とは、、。とも思いまずが人も多くなく適度に楽しめる観光スポットなイメージでしょうか?

 

京都で人気の平安神宮のように華やかさがある形ではなく、洗練されたTHEお寺です。

参拝中にある、説明書きを読んでいくと歴史や知識が増えて面白いのもここ萬福寺の楽しみ方の1つです。

 

萬福寺の見逃せないスポットは?

広い。つまりそれだけ見るところはたくさんあります。

そのため帰路についてから「あれ?見てないな!!」なんてことにもなりかねません。

今回はいくつかおすすめポイントだけお伝えします。

○確かに感じる説得力、布袋様

門をくぐり、どっしりと構える建物の中で、お出迎えして下さるのは迫力満点の金の「布袋様」。

商売繁盛を祈願して毎年来る人もいるそうな。

また、布袋様の裏側には、四天王や韋駄天像も。

ぜひこちらもお写真を!

 

○必ず見るべき有名な木の魚!

萬福寺を知っている人なら誰でもわかる有名なのは、木の魚です。昔は時間を報せるために、これを叩いたと言われています。

この魚は、現在の木魚の原形にもなっているようです。

 

○涅槃図(ねはんず)

横になったお釈迦様のまわりで嘆き悲しむ弟子たちを描いた特別な画、涅槃図(ねはんず)もここ萬福寺には飾られています。これは涅槃会というイベントの日以外は見ることのできない特別な絵でもあります。

 

もっと萬福寺を知ろう!イベントや料理など

萬福寺では、参拝だけでなくイベントや体験も多いため一度利用されるのもおすすめです!

  • 一泊二日の禅研修(大人:15,000円、小学生以下:10,000円)
  • 体験坐禅(60分 1,000円)
  • 写経(60~120分 2,000円)というものもあります。
  • 精進料理である普茶料理(ふちゃりょうり)(要予約 3,000~7,000円税別)

※いずれも拝観料は別途かかります。

また、毎月8日(2月・8月以外)は手作り市「ほていまつり」が行われ、、拝観料も無料になるようなので一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

黄檗山萬福寺の営業期間やアクセス

○営業期間

拝観時間:9:00~17:00
その他:※入山受付・売店・朱印状は16:30まで

○所在地

〒611-0011  京都府宇治市五ヶ庄三番割34

○交通アクセス

(1)JR奈良線「黄檗」下車 徒歩5分 京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分
(2)■「滋賀方面」からの場合・・・京滋バイパス「宇治東」ICから5分
(3)■「大阪方面」からの場合・・・京滋バイパス「宇治西」ICから10分

 

おまけ!大阪にも萬福寺はある?

萬福寺は大阪にもあるのをご存知でしょうか?

○浄土真宗本願寺派 萬福寺

大阪の萬福寺は、浄土真宗本願寺派 萬福寺と言われています。

お念仏(南無阿弥陀仏)の教えを弘める浄土真宗本願寺派 (お西) のお寺で、場所は大阪の中心地、南堀江に位置しているようです。

桂春団冶の落語「親子茶屋」に登場する「島之内の萬福寺さん」はこの萬福寺なのは初耳でした。

約350年間、島之内 (現在のアメリカ村) にあったようですが、昭和33年(1958年)にここ堀江に移転してきたみたいで先程紹介した 黄檗山萬福寺とは違うようですね。

ここ詳しい方いたらぜひ教えてください。

こちらの萬福寺は、七夕イベントや謎解きゲームや音楽イベントなど様々なイベントを行っているようで現代チックなお寺のようです。

こちらも行った際は記事にしたいと思いますのでまた見ていただけると幸いです。