子供のこれ何?を解決!~道で見かける夏の花~

2019年10月20日

友達のお子さんが春から幼稚園に通い始めたんですが、歩いて通園したいと言い張るそうです。

そして、始まるのが「これ何?」

目につく物すべてに興味をもつ幼稚園児は、何でもかんでも「これ何?」です。

できるだけきちんと答えてあげようとする友達なんですが、困るのが ”花の名前” だと言っていました。

綺麗に整えられたお庭を、ステキだな~と眺めながら通り過ぎることはあっても、名前を知っている花が少ないことに、私も改めて気づかされました。

そこで、夏によく見かける花をピックアップ!

これさえ覚えておけば、お子さんの「これ何?」も楽勝です(?!)

向日葵(ひまわり)

ミニひまわりの画像です

このお花はさすがにご存じですよね。

でも、私たちがイメージする一般的なひまわりの他にも、品種改良によって草丈10センチほどのプランター向きのものや八重咲き、赤みをおびた品種などもあり、結構バラエティー豊富なんです。

太陽の動きを追うように花が回る(といわれた)ことからこの名前が付き、花言葉は「私はあなただけを見つめる」。

でも、人間が太陽を直接見るのはNGですよ。

 

マリーゴールド

マリーゴールドの画像です

夏になると、マリーゴールドと他の植物の寄せ植えを良く見かけます。

マリーゴールドが害虫を寄せ付けない成分を根から出すので、野菜や他の植物を守るために植えられていることが多いんですって。

マリーゴールドの画像です

開花時期は 6月~10月で、 花色は赤、オレンジ、黄など。

花弁が開いたようなものや、丸いボール状に咲くものなどがあります。

 

アガパンサス

アガパンサスの画像です

アガパンサスは、1本の長い茎の先に光沢のある細く分厚い花をいくつも咲かせる夏の花です。

青や紫、白、ピンクなど花色が豊富ですが、「青い花」という印象が強いのではないでしょうか。

6月~9月の暑い季節に涼しげな印象を与えてくれます。

特徴的な花の形をしているので、名前さえ覚えれば他の花と間違うことはなさそうですね。

 

ペチュニア

ペチュニアの画像です

春から晩秋まで開花する草丈の低いカラフルな夏の花ペチュニア。

夏の日差しや乾燥に強く、学校や公共施設の花壇などでもよく見かけるのでは?

開花時期 4月~11月と長く、形はさほど違いがありませんが、花色は 赤、白、ピンク、青、紫、黄と様々。

ペチュニアの画像です

ハート柄のかわいい品種もありますよ。

 

サルビア

サルビアの画像です

サルビアは、5,000以上の種類を誇る仲間の多い夏の花。英名の「セージ」と聞けは、ハーブとしてご存じの方も多いですよね?

赤い花びらが印象的ですが、青や紫、ピンク、白の種類もあるんですよ。

サルビアの画像です

開花時期は 6月~11月です。

 

トルコキキョウ

トルコ桔梗の画像です

トルコキキョウは、5〜9月まで咲き続ける夏の花です。咲いた花の姿がトルコ人のターバンに似ていることから名付けられたとか。

草丈30〜100cmに生長し、すっと伸びた茎の先端に1つの花を咲かせます。

花の形は八重咲き、大輪、小輪などがあり、花色 も赤、白、ピンク、濃紫、薄紫、緑、黄、青、複色など様々。

切り花としても人気が高いお花です。

 

グラジオラス

グラジオラスの画像です

花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、黄色、アプリコットなど様々で、7月から9月にかけて次々に花を咲かせます。

縦に並んで咲くこの形はかなり個性的なので、この花も他と間違うことはなさそうですね。

 

ダリア

ダリアの画像です

ダリアの開花時期は7月から10月。夏を代表する花の1つです。

大きな花輪と色鮮やかな花色、その堂々とした咲き方が特徴です。

ダリアは愛好家が多く、毎年新しいタイプや形や色が作り出されているそうですよ。

 

ベゴニア

ペゴニアの画像です

6月から10月に花をさかせるベゴニア。

愛好家が多いだけに品種も多く、花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、黄色、紫、アプリコットなど様々です。

一番一般的な「センプローレンス」の他に、バラのような豪華な花をつける物もあります。

 

トレニア

トレニアの画像です

暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせるトレニア。

6月~10月頃まで見ることができます。

代表的なのは濃い紫色の花びらのトレニアですが、他にも赤、白、ピンク、黄色などがあります。

 

ガザニア

ガザニアの画像です

ガザニアは、勲章のように鮮やかな花を咲かせることから、和名は勲章菊。

開花時期は4月~10月上旬のですが、

曇りや雨の日や夕方から夜には花が開かず、日光に当たると花を開く面白い習性があるんですよ。
花色は 赤、白、ピンク、オレンジ、黄など。

 

インパチェンス

インパチェンスの画像です

インパチェンスは、別名「アフリカホウセンカ」と呼ばれる多年草。

6月~11月頃に花を咲かせます。

草丈は20~60センチで、花びらは、一重、八重、半八重、バラ咲きとバリエーションが豊富。

花色も赤、白、ピンク、オレンジと様々です。

一番よく見かけるのはピンクで一重のタイプでしょうか。

 

千日紅(センニチコウ)

千日紅の画像です。

丸みのある花とはっきりとした色が特徴の千日紅。

花はカサカサの乾いた感じで、地植えでも切り花でも長持ちすることから千日紅と名付けられたとか。
花色 は赤、白、ピンク、紫などがあり、開花時期は 7月~11月です。

 

木に咲く夏の花もあります。

槿(ムクゲ)

槿の画像です

暑さで人や植物が元気のなくなる7月~9月に、次々と大きな花を咲かせるムクゲは、夏を彩る代表的な花木です。

花色は 白,赤,ピンク,紫,複色など。

同じアオイ科フヨウ属の芙蓉(フヨウ)とよく間違われますが、

ムクゲの葉は花より小さくて濃い緑色で、フヨウの葉は花と同じぐらいの大きさで薄い緑色です。

 

ランタナ

ランタナの画像です

開花期は5月から10月と長く、オレンジ、赤、黄、ピンク、クリーム、白、淡い紫等の豊富な花色を楽しむことができます。園芸品種によっては、花色が変化することから和名は七変化(ナナヘンゲ)というそうです。