どうする年末大掃除!手軽に住まいの輝きを取り戻したい!
年末大掃除は必ずしないといけないの?
年の瀬が迫る12月に入るとチラチラと頭をよぎる「大掃除」という言葉。
共働き夫婦なら仕事を終えた年末はのんびりしたいものですし、子供がいれば里帰りして祖父母に孫の顔を見せるという大仕事が控えています。
せっかくの長期休暇に大掃除の習慣があるのは何故なのでしょうか?
各家庭に囲炉裏があった時代、お正月を迎える前に天井に溜まったススを払っていた習慣が、現代の年末大掃除の始まりであるといわれています。
普段はなかなか手を入れにくい天井の掃除を、年1回定期的に行うための習慣であるとも考えられます。
現代でも大掃除といえば、まず台所のコンロや換気扇など、普段は触れない場所を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
とはいえ、共働きの家庭も多い現代では、年末に家中の大掃除を行うのは大変です。
普段からこまめにお掃除して、大掃除を省略したいと考える方も多いはず。
こまめな掃除を実行できて、快適な家で過ごせているなら年末大掃除は特に必要ないといえます。
しかし常にきっちりと毎日の掃除をやれるかと言われると、なかなか難しいですよね。
普段の掃除はゆる~くやってる程度でも、快適な家をキープし続けるためにはどうすればよいのでしょうか?
季節にこだわらず、「外注」と「道具」に頼ってみる
普段の掃除をユルめに済ませていると、台所の油や風呂のカビなど、どうしても誤魔化せないところがでてきます。
でも、年末は忙しくて時間がない方も多いはず。
そんなときには家事代行、すなわち家事の外注に頼ってみるのはどうでしょうか。
最近では利用の申し込みもネットなどから簡単にできますし、ネットスーパーの利用時に一緒に注文できるものもあります。
昔よりも利用者が増えて普及してきたため、価格もお手頃になってきました。
何年もドロドロの油と黒いカビを見て見ぬ振りする位なら、1年に1回プロに任せて、ピカピカに磨き上げてもらってはいかがでしょうか。
もちろん費用はかかりますが、その後ずっと気持ちよく過ごせるなら損はありません
。年末は混雑するので、それ以外の時期に依頼すると予約がとりやすいでしょう。
普段の掃除では使わない、ちょっとゴツめの道具に頼る方法もあります。
例えば年末には厳しい寒さに晒される窓拭き。
窓はピカピカにできれば気持ちの良い場所ですが、外の泥を落とすのが大変ですし時間もかなりかかります。
そんな時にケルヒャーのような家庭用の小型高圧洗浄機を導入してみるのはどうでしょうか。
窓の枚数が多くても掃除は一瞬で終わるし、ついでに家の外壁と車もきれいにできます。
小型メカに目がないという男性も意外と多いので、買ってみるとせっせとお掃除してくれるかもしれません。
スチームで油をゆるめて掃除できる道具なども、同じ理由でおすすめです。
いきなり買うのは勇気がいる、という方は、ネットでレンタルできるサイトもあるのでお試ししてみることもできます。
お手軽プチ掃除で、お部屋の輝きを取り戻す!ポイントは「部屋の壁」
普段から台所もお風呂もきれいにしているので、大掃除は必要ない方もいるでしょう。
そんな人にこそおすすめのプチお掃除箇所がいくつかあります。
こまめに掃除して汚れている所はないはずなのに、何故かお部屋の印象がすっきりしない、と感じることはありませんか。
住まいの印象を大きく左右するのは「明るさ」です。
水廻りや床を磨き上げていても、お部屋がどんよりした雰囲気だと感じているなら、「明るさ」を取り戻すための掃除をしてみましょう。
まずは部屋の光源である照明の掃除です。
カバーや電球自体の埃をとることで、本来の明るさに戻ります。
明るさを取り戻す上でさらなるポイントとなる箇所は「部屋の壁」です。
部屋の壁は子供に落書きでもされない限り、普段の掃除ではまず触れることがありません。
しかし照明や外からの自然光を反射して、部屋の中を明るくしているのは、大きな面積を占めている壁なのです。
壁なんて掃除しなくても汚れていない、と考えがちですが、実は意外と汚れがたまっています。
壁に少しづつ溜まったホコリが、夜の間に床に落ちてくることもあります。
夜掃除機をかけても、朝になると何故かホコリが落ちているのはこのためです。
部屋の壁を掃除するのは簡単です。
ハンディ型の掃除機をお持ちの方なら、そのまま壁をまんべんなく掃除機がけするだけで大丈夫です。
ハンディ型掃除機がない、重さが気になる方は、床用の紙製のワイパーを使って同様に掃除することができます。
わざわざ水拭きしなくても、ホコリをとるだけで充分です。
普段のお掃除が行き届いている方も、ひと手間かけてやるとお部屋の輝きを一段とアップさせることができます。
いつものお掃除を少し楽にする効果もあります。
手軽なお掃除で、快適な住まいを手に入れよう
きれいで快適な家に住みたいけど、仕事や子育てで忙しくて時間がない。そんなジレンマを感じている方ほど、年末大掃除のプレッシャーは大きいのではないでしょうか。
難しく考えず、「時間の都合がつく時に」「実行できる範囲で」「人の手を借りながら」のんびりと住まいのメンテナンスをする。
そのくらいに構えた方が、家族の笑顔が増えるかもしれませんね。
季語ネタ@おススメ