万博記念公園にお花を見に行こう!~2月・3月の花~
四季を通じて様々な花が楽しめる「万博記念公園」ですが、
春を迎えるこの季節には、見られる種類がぐっと増えてきます。
暖かな日差しが感じられる日には、万博記念公園にお花を見に行きましょう!
万博記念公園 2月~3月に見られるお花
広い園内はいくつかのエリアに分かれていますので、
お花の咲く場所もあわせて紹介します。
サザンカ・シシガシラ(つばきの森)11月下旬~2月下旬
サザンカは漢字では「山茶花」と書き、私たちがいつも飲んでいる”お茶”の木の仲間です。
同じ ツバキ科ツバキ属の「ツバキ(椿)」とよく似ていますが、
サザンカの方が開花時期が早く、ツバキの花が丸ごとポトリと落ちるのに対し、サザンカは花びら一枚一枚がはらはらと散ります。
スイセン(砂の広場)1月中旬~2月下旬(花しょうぶ田)2月上旬~3月下旬
各地に群生地があり、関西では淡路島の『灘黒岩水仙郷』などが有名な「スイセン(水仙)」。
ほのかな甘い香りは、天然の香料として香水の原料にもなっています。
ウメ(梅林)2月中旬~3月中旬
「ウメ(梅)」は、言わずと知れた日本の早春を代表する花ですよね。
万博記念公園には約140品種・約680本の梅の木が植えられています。
ツバキ(はす池・つばきの森)2月中旬~3月下旬
実から良質な油が採れる「ツバキ(椿)」は葉にもツヤツヤと光沢があり、
”艶葉木(つやばき)” がツバキの語源となったという説もあります。
万博記念公園には約100品種・約260本のツバキがあり、
『つばき祭り』も開催されます。
クリスマスローズ(水すましの池)2月中旬~3月下旬
「クリスマスローズ」は名前に ”ローズ” とありますが、実はバラ科ではなく、キンポウゲ科の植物です。
ヨーロッパでクリスマスの頃に白い花を咲かせるので、「クリスマスの頃に咲くバラ」という意味で「クリスマスローズ」という愛称で呼ばれるようになって広まりました。
アセビ(園内全域)2月下旬~3月下旬
「アセビ」は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔っぱらったようにふらつくようになる木という所から、漢字では「馬酔木」と書きます。
おちょぼ口を下に向けたような可愛らしい花をつけ、
花言葉は『純真』です。
ラッパスイセン(砂の広場)3月中旬~4月上旬
「ラッパスイセン」はヒガンバナ科スイセン属の1種で、
花は黄色く、内側の副花冠がラッパのように突き出ているのが特徴です。
スイセンには毒があるので、ニラと似ているからといっても食べるのはNGですよ。
サンシュユ(世界の森・太陽の塔西)3月中旬~3月下旬
「サンシュユ(山茱萸)」は葉が開くよりも先に開花し、春の陽を浴びて木全体が黄金色に輝いているように見えます。
そのため「春黄金花」という別名も。
山茱萸の「茱萸」とは「グミ」のことで、秋にはグミのような赤い実を付けます。
この他、3月下旬になると「ボケ」「カンヒザクラ」「ヒイラギナンテン」などの木の花も咲き始めますよ。
万博記念公園 お花のイベント
万博記念公園 梅まつり
自然文化園と日本庭園の広大な敷地に約140品種・約680本の梅!
白・ピンク・紅、八重、枝垂れ、様々な種類のある梅の花が一面に咲き誇り、
甘い香りがほのかに漂います。
万博記念公園 つばき祭
万博記念公園の『つばきの森』では、「出雲安寿」「桃割れ」など、約100品種・約260本のツバキが見事な花を咲かせます。
【日程 】2019年2月16日(土曜日)から3月17日(日曜日)※水曜定休
【時間】9時30分から17時(入園は16時30分まで)
【場所】自然文化園 つばきの森
梅まつり・つばき祭開催中は、
梅関連製品の販売、伝統芸能 能楽上演、篠笛・オカリナ演奏、
日本庭園茶室「汎庵・万里庵」の特別公開、茶室「汎庵」での呈茶など、
様々なイベントが企画されています。
万博記念公園「日本庭園・自然文化園」詳細
【場所】大阪府吹田市千里万博公園1-1
【利用時間】9:30~17:00 (入園は16:30まで)
【定休日】水曜日(無休の期間もありますので詳しくはお問合せください)
【入場料】大人250円 小中学生70円(両園共通)