プリザーブドフラワーを簡単手作りしよう!

2019年10月20日

プリザーブドフラワーを簡単手作りしよう!

プリザーブドフラワーの画像です

お祝いの品としてプレゼントしたり、お部屋のインテリアとして飾ったりと人気のプリザーブドフラワー。

生花やドライフラワーに比べるとかなり高価なものですので、これが自分で作れたらいいですよね。

教室で作り方を教えてもらえたり、制作キットとして「A液」「B液」なんてものが売っていたりしますが、これも結構お値段がはります。

もちろん専用の道具を使った方が、早くできて失敗も少ないのですが、実は身近な材料でも作ることもできるんですよ。

プリザーブドフラワーって?生花やドライフラワーと何が違うの?

ドライフラワーの画像です

プリザーブドフラワーは脱水・脱色した花に着色と特殊な保存方法を施したもの。

生花のようなみずみずしさと柔らかさを保ちながら水やりの必要がなく、上手に保存すれば数年間美しい状態が保てます。また、生花にはない自由にアレンジした色合いを楽しむことができるのも魅力です。

ドライフラワーは草花をそのまま1〜2週間ほど乾燥させたもの。独特の風合いや質感があり、好みのインテリアと合わせて楽しむことができますよね。

要するに、プリザーブドフラワーとドライフラワーは作り方も楽しみ方も全く違うものなのです。

材料はこれだけ

◆花

◆消毒用エタノール

◆精製グリセリン

◆染色料(プリンターや万年筆のインク)

◆花が浸かる大きさの容器

◆割りばし

エタノールは500mlで500円位。グリセリンは1000円位で手に入ります。

グリセリンは水で薄めるので一度購入すれば何回分かになりますし、余れば化粧水を作ることもできるようですよ。エタノールはもちろん消毒やお掃除に使えます。

こんな花を選びましょう

黄色いバラの画像です

プリザーブドフラワーにするのはどんな花でもいいという訳ではなく、向いているのは花びらが多く厚くしっかりした次のような花です。

◆バラ
◆カーネーション
◆ユリ
◆あじさい
◆ラン
◆ひまわり

できるだけ新鮮で水あげがしっかりしている花を選び、花に張りがあるか、花やガクに傷がないかチェックしましょう。

作り方

①、エタノールを花がすっぽりと浸かるくらい容器に入れておきます。

※最初の作業はスピードが大事。花を切る前にエタノールを準備しましょう。

②、花の茎を2〜3cm残して切り、エタノールに全体を沈め1日置きます。(脱水・脱色)
※軽く容器を揺すって花の間の空気を抜き、むらなくエタノールに浸かるように。
※1日経ってまだ足りないようでしたらエタノールに沈める時間を伸ばしてください。

③、グリセリン2:水1の割合で混ぜた液を作ります。

④、③の液体の中に好きな色の染色料(インク)を垂らし、35℃ほどに温めます。

⑤、②の花の茎を④の液に浸し、着色した液を花に吸わせます。(着色)
※着色液の入った容器の上に割り箸を2本並べ、その上に花を乗せて茎だけ着色液に付くようにします。
※目安は1日ですが、足りないようでしたらもっと時間をかけて着色してください。

⑥、着色できたら、花を乾燥させます。
※出来る限り自然乾燥で。急いで乾燥させると花が崩れてしまう場合がありますので、焦らず気長に待ちましょう。

可愛くアレンジ

プリザーブドフラワーの画像です

出来上がったプリザーブドフラワーは、リボンや小物と一緒に可愛くアレンジ。

透明なケースにいれると保存もしやすくプレゼントに喜ばれますよ。