梅の花を見に行こう!|金熊寺(大阪・泉南市)の梅を五感で楽しもう!
まだ寒さの残る早春の頃、真っ先に春の訪れを教えてくれるのが ”梅の花”です。
古代、奈良時代には「花見」といえば ”桜” ではなく ”梅” であったのだとか。
そんな古くから日本人に愛された ”梅” を、
見て、香って、味わって?!
五感で楽しめるのが、大阪泉南地域にある『金熊寺梅林』です。
金熊寺(きんゆうじ)梅林
泉南市の山間部、金熊寺地区にある『金熊寺(きんゆうじ)梅林』は、およそ300年の歴史を有する梅の名所。
丘の斜面には白い「金熊寺梅」を中心に約2000本もの梅の木が植えられ、
満開を迎えるころには一帯が白い霞に覆われたような幻想的な風景となります。
また、梅林の近くには見事な盆梅庭園もあり、見頃に合わせて公開されます。
雄大に広がる梅林も、鉢の中に一つの世界を作り上げる盆梅も、
どちらも違った良さが味わえそうですね。
例年の見頃は、2月中頃から3月中頃ですが、
2019年は少し早まりそうです。
※開花情報は泉南市観光ガイド「恋するせんなん」をご覧ください。
丘の上の茶屋「古谷」
広ーい梅林を散策していたら、何だか喉が渇いてきたし、
そろそろお腹も空いてくる頃・・・。
そんな時に嬉しいのが、丘の上の茶屋「古谷」です。
屋外の売店では、おでん、おにぎり、甘酒などを販売していて、
桟敷に腰掛け、眼下に広がる梅林を眺めながら一休みすることができます。
お天気が良くてもまだ寒さを感じるこの時期には、
アツアツの「おでん」がたまりませんよね。
ビールや梅酒などのアルコール類も販売されていますが、飲み過ぎには注意ですよ。
そしてお店の中のお座敷では、窓越しに梅を鑑賞しつつ、
「すき焼き」を頂くこともできるんです。
何とも、贅沢!
自分のお腹が満たされたら、家族にお土産を買って帰りましょう。
こちらの名物は、梅林に植えられている「金熊寺梅」から作られる ”梅干し” !
肉厚で種が小さく、しっかりとした食べ応えのある梅干しですよ。
他にも、梅酢で漬けた紅ショウガや、
竹筒のおまけが付いた梅の生花を買って帰ることもできます。
ご家族にも、梅林の雰囲気を味わわせてあげましょう。
(※梅林の丘の上の茶店「古谷」は、都合で準備が遅れているそうで、2019年は2月16日(土)からの営業開始となるようです。)
~金熊寺梅林の詳細~
【所在地】大阪府泉南市信達金熊寺
【マップ】https://goo.gl/maps/vXZuXfiGjwK2
【料金】無料
【駐車場】台数 20・無料 (※2月20日~3月20日は500円/1日)