引っ越し準備!冷蔵庫・洗濯機の水抜きは前日までに!
新居への引っ越し。荷物が多いと何から準備を始めてよいか迷ってしまいますよね。
ついつい面倒で後回しにしていて、当日になって慌てることも。
衣類や食器などの荷造りもそうですが、前日までに必ずやっておかなくてはならないのが、冷蔵庫と洗濯機の水抜きです。
冷蔵庫や洗濯機の水抜きができていないと、水がこぼれて運搬中の荷物や新居の床などを濡らしてしまう可能性があるのです。
冷蔵庫の水抜き
冷蔵庫を引っ越しで運ぶ時には「水抜き」が必要です。
「水抜き」の手順は、電源を抜いて蒸発皿(水受けトレイ)に溜まった水を捨てるだけと、いたって簡単です。
この時、自動霜取り機能のついていない冷蔵庫の場合は、さらに一日前には電源を抜いて霜を溶かしておきましょう。
でも、『(私もそうですが・・・)蒸発皿ってなに?そんなのどこにあるの?』
なんていう人もいますよね。普段、冷蔵庫を使っている分にはなかなか気にしない所ですから。
蒸発皿の位置は冷蔵庫の機種によって、後ろにあったり、下にあったりと様々です。
取扱説明書で確認しておきましょう。取扱説明書をなくしてしまった場合でも、メーカーによってはウェブサイトからダウンロードが可能です。
また、冷蔵庫の引っ越し準備には当然、庫内を空にしておくことも必要です。
自動製氷装置がある機種は電源を止める前にタンクの水を捨て、新しく氷が作られなくなった時点で氷を捨ててから電源を止めます。
食材は数日前から食べきれるように調節しながら購入しましょうね。
引っ越し前に冷蔵庫が空になったら、この機会に隅々まできれいに掃除するのもおススメです。
洗濯機の水抜き
冷蔵庫と同様に水抜きが必要なのが洗濯機です。
洗濯機の水抜きの方法は、まず給水ホースをつないだ水道の蛇口を閉めきってからスイッチを入れ、適当なコースで運転をスタートして給水ホース内部の水を抜きます。
次に一旦運転を止めてから脱水のみコースを開始して、洗濯機内部と排水ホース内の水を抜きます。
どちらも終わったら、内部を乾燥させるため蓋を開けたままで一晩置きましょう。
排水ホースなど外せるものは外しておきます。
洗濯機の電源コードにはアースも接続されているので、両方とも忘れずに抜き、まとめて養生テープなどで洗濯機本体に貼り付けておけば完璧です。
暖房器具の灯油抜きも忘れずに
春の引っ越しシーズンには、石油ストーブや石油ファンヒーターなどを使用している場合もありますよね。
でも、危険物である灯油が入ったままの暖房器具を引っ越し業者は運んでくれません。
ストーブやヒーターの中に残った灯油は、抜いてしまうか使い切ります。このとき、空焚きをして完全に灯油を抜くのがポイントですが、必ず取扱説明書などを確認しながらあんぜんに作業して下さい。
暖房器具の給油タンクに入った灯油と同様に、ポリタンクに残った灯油も引っ越し業者は運んでくれません。
引っ越しの日程に合わせて量を調節することになると思いますが、どうしても消費できずに残った灯油は、灯油販売店で有料処分をお願いすることができます。
まとめ
引っ越しを業者に依頼する場合には、冷蔵庫や洗濯機の水抜きなどの注意事項を事前に教えてくれますが、
自分で引っ越しをする場合にも必要となることですので、しっかりとチェックしておきましょう。