猛暑!?暑い時の対処法21連発!

2024年3月28日

日本の夏は「高温多湿」。気温も湿度も高く、とにかく蒸し暑いのが特徴です。特にここ数年は夏の平均気温がどんどん上昇していて、最高気温が35℃を超える日も珍しくなくなりました。残暑も年々厳しくなっています。この暑さが数ヶ月も続くなんて、考えただけでウンザリしてしまいますよね。

しかし、暑くてしんどいからと言って、エアコンにばかり頼ってもいられません。確かにエアコンをつければ一気に涼しくなりますが、毎日つけっぱなしにしているとどうしても電気代がかさんでしまいます。それに、エアコンの冷風は体調不良の原因になることも。すでに頭痛や肩こりなどの不調を感じるなら、それは体が冷えすぎたサインかもしれません。

そこで今回は「暑いときの対処法21連発」と題しまして、エアコンと上手に付き合いつつ夏を快適に過ごす様々な方法を集めてみました。ぜひご家庭で取り入れて、この酷暑を乗り切ってください。

夏の暑さ対策21連発!

今年も日本各地で連日酷暑が続いています。つい先日も、複数の地域で日中の気温が40℃まで上昇したことが話題となりました。

この危険すぎる暑さ、平然と乗り越えられる人はほぼいないのではないでしょうか。屋内ならまだしも、直射日光があたる屋外はまさに灼熱地獄。ただ暑いだけでなく、命にもかかわる熱中症の危険もあります。

そこで何とかして暑さを和らげる必要があるわけですが、暑さ対策のポイントとしては大きく次のようなことが挙げられます。

  • 服装や装備アイテムで対策する
  • 氷で体を冷やす
  • 周辺を涼しくする

それぞれどんな方法があるのか、次項から詳しく見ていきましょう!

服装や装備アイテムで対策する方法

気温が高くなってくると、身につける物の枚数を一枚でも少なくしたり、ノースリーブやショートパンツなど肌の露出が多いものを選んで着たくなるのは、誰もが同じでしょう。できるだけ熱がこもらないようにしたいですからね。

しかし、真夏日・猛暑日となると、いくら薄着にしても暑さはそれほど変わりません。そこで、次のような工夫が必要になってきます。

  • 衣服の色や素材を熱がこもりにくいものにする
  • 体に直射日光があたるのを避ける
  • 冷却アイテムを活用する

具体的にどんな方法があるのか、それぞれ詳しくご紹介していきます。

熱を吸収しにくい色の服

「黒の服は熱を吸収しやすい」という話を聞いたことがある人も多いでしょう。これは一体なぜかというと、黒色は光の反射率が低く、熱を吸収しやすいためです。

反対に、白色やシルバーは光の反射率が高く、黒色の反射率がわずか2%であるのに対し、白色やシルバーや80%以上。つまり、太陽がギラギラと照りつける炎天下の中で過ごすなら、シルバーや白の服が適していると言えるわけです。薄い色の服は見た目にも涼しそうですよね。

ただしこれは短時間の場合で、日光の当たる場所で長時間過ごすなら赤色の服がより適しています。というのは、薄い色の服は日光に含まれる紫外線を吸収する力が弱いから。日光の当たる場所で長時間着ていると日焼けしてしまうのです。

一方、赤色は光を浴びると赤色光を出すのですが、この赤色光は波長が長く、多くの紫外線を吸収する性質があります。ちょっと意外だと感じた人も多いと思いますが、夏のお出かけにはぜひ暑さ&日焼け対策として赤色の服を取り入れてみてください。

通気性のいい素材の服

夏の暑い時期には通気性のいい素材の服を着用するようにしましょう。通気性のいい服は服の中にこもりがちな身体の熱を外へ放出してくれるので、体温調整がしやすく熱中症予防としても非常に効果的です。

特にリネン素材やコットン素材の服は、夏場でもさらりと着られておすすめです。特にリネン(麻)は放熱性に優れた素材で、とある実験では服の中の温度が1.5~2.0°C下がったという結果も出ています。

また、夏の服装選びは素材や色だけでなくデザインも重要なポイントです。ゆったりとしたサイジング、ふんわりと広がるようなシルエットのアイテムを選ぶことでさらに風通しがよくなり、暑さの厳しい日でも快適に過ごせます。

肌着を着ること

先述したとおり、暑い夏にはできるだけ薄着で過ごしたいと誰もが思うもの。Tシャツやノースリーブ一枚で過ごしたり、寝るときは裸!なんて人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、実は暑くて汗をかきやすい夏こそ、肌着を着るべきなのです。

肌着は素材によって様々な特長があります。たとえば綿素材は肌触りが良く、繊維が汗をしっかり吸収してくれるので、汗っかきの人にもおすすめです。

最近では肌に触れた時にひんやりとする接触冷感素材の肌着や、消臭機能が付いている肌着も販売されています。自分に合った肌着を着用し、汗や蒸れ・ニオイを防いで快適に過ごしましょう。

帽子・日傘

暑い日の外出時は、多少面倒に感じても日傘や帽子を忘れないようにしましょう。頭部に直射日光が当たり続けると、熱中症になる危険があります。

帽子はどんなデザインでもOKですが、夏はなるべく”ツバ“が広いものを選ぶのがポイントです。頭や髪の生え際に汗をかくと不快になって脱ぎたくなってしまうという人もいますが、熱中症予防に帽子は欠かせません。メッシュなど通気性のよい素材のものもありますので、シーンに合わせて快適に着用できるものを選びましょう。

日傘は、紫外線と可視光線100%カットのものを選べば、お肌の大敵である紫外線対策にも一役買ってくれます。雨傘としても使える晴雨兼用タイプのものもあるので、天候の変わりやすい時期にかばんに忍ばせておくと便利です。

ネッククーラー

例年以上に暑い日が続く今年の夏、ぜひ用意しておきたいアイテムの一つがネッククーラーです。

ネッククーラーは、首にある大動脈を冷やすことによって急激な体温上昇を防いでくれます。熱があるときに首の後ろを冷やすと良いのはそのためで、体温調節機能が乱れることで引き起こされる熱中症の予防にも効果的です。

ネッククーラーにはタオルタイプと電動タイプがあり、タオルタイプのネッククーラーは激しく動いても外れにくく、運動時などに向いています。

電動タイプは近年出てきたタイプで、見た目はヘッドホンに似ています。自分で強さが選べるので、急速に涼しくしたい時にはおすすめです。ただし運動時には向いていないので、通勤通学などの激しい動きをしないシーンで利用するのが良いでしょう。

冷却タオル

冷却タオルも今夏に大活躍すること間違いなしのアイテムの一つ。水に濡らして使うタイプと、乾いたままで使えるタイプがあるので、目的やシーンに合わせて使い分けましょう。

水に濡らすタイプは、瞬時に涼しさを感じたい時におすすめです。水で濡らして絞った後に軽く振るだけですぐに冷たくなり、生地に水分が残った状態ならぬるくなっても再び振るだけで冷感が復活します。

一方、そのまま使えるタイプは、外出時や就寝時など服を濡らしたくない時に最適です。生地に接触冷感素材が使われているため、触れただけでひやっと冷たさを感じられます。ただし濡らすタイプに比べてひんやり度は弱めなので、炎天下の屋外では少し物足りないかもしれません。

使い分けとしては塗らすタイプ=屋外、そのまま使えるタイプ=屋内がベストと言えそうです。

衣類用冷却スプレー

手軽に取り入れられる暑さ対策アイテムとして最近特に注目が集まっているのが、衣類用の冷却スプレーです。

その特長は、何といっても持ち運びができること。ボトルをかばんにしのばせておけば、外出先で暑いと感じたときもシュッとひと吹きするだけで瞬時に体全体を冷やすことができます。

特に眠気覚ましのガムなどに使われるl-メントール成分が含まれたスプレーは、風がフワッと吹くたびに涼しさを感じられます。製品にもよりますが、冷却効果は基本的に数時間持続するため、それほど頻繁に吹きかける必要はありません。

暑さが厳しい今夏はよりバリエーションが豊富になっていて、汗のニオイを抑える効果があるものや、お肌に優しい無添加タイプなども登場しています。値段も数百円から1,000円前後とお手頃なので、ぜひお気に入りのスプレーを探してみてください。

水・氷で身体を冷やす方法

続いては、水や氷を使って身体を冷やす暑さ対策をご紹介します。

「水や氷で涼をとる」という昔ながらの方法は、お金をあまりかけずに誰でも手軽にできるというメリットがあるだけでなく、直接体温を下げることから熱中症の予防にも効果的です。

今回は超定番から裏技的なものまで様々な方法を集めてみましたので、ぜひチェックしてみてください。

水風呂

水風呂は夏の暑さで参っているときに一瞬で全身涼しくなれる方法として、もっとも手っ取り早く効果的です。体の内側から熱を下げるので、熱中症予防にも良いと言われています。

冷たい水はエアコンの冷風とはまた違った爽快感で、汗をかいた体もさっぱりします。家にいながらプール気分が楽しめるので、お子さんも喜ぶでしょう。お湯を沸かす必要がないのでガス代もかからず、バスタブに水をためるだけというお手軽さも魅力です。

さらに水風呂には、暑さ対策以外にも次のような効果があると言われています。

  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • 免疫力アップ

ちょっと意外ですが、これは水風呂に入った後に血流が良くなることで新陳代謝が活性化するからなのだそうです。

クーラーの効いた涼しい部屋で過ごすのもいいですが、水風呂のリフレッシュ感はまた格別です。嬉しい効果も期待しつつ、ぜひ取り入れてみてください。

シャワー

「水風呂に入りたいけれど、バスタブに水がたまるまで待っていられない!」という時は、冷水シャワーもおすすめです。

冷水シャワーも暑さでほてった体を瞬時にクールダウンさせてくれるのはもちろん、急激な体温上昇による熱中症の予防にも最適です。暑さでボーッとしがちな頭もスッキリして、気分もリフレッシュできるでしょう。

また、水風呂と同じように美容効果や健康効果も期待できます。水風呂に浸かるのはちょっと抵抗があるという方も、冷水シャワーならより気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。

氷枕

夏は日中の暑さのせいで体温が下がらず、寝苦しい夜を過ごすことも多いもの。そんな日のために用意しておきたいのが、氷枕です。

人間は一日の中で体温のサイクルがあり、日中起きている時間は体温が高く、夜眠る時には体温が徐々に下がるのが普通です。しかし、暑い時は横になって体を休めても体温がなかなか下がりません。

そして、体温が高いままだと脳も休息モードに入れません。夏に寝付きが悪くなったり夜中に目が覚めたりするのはそのせいです。そこで氷枕を使って頭部を冷やすというわけです。

昔の氷枕は本物の氷を中に入れるのでゴツゴツ感が気になりましたが、今は柔らかいジェルタイプのの氷枕も販売されています。そのままだと冷えすぎてかえって良くないので、使う時はタオルなどを巻いて調節しましょう。

保冷剤で冷やす

どのご家庭の冷凍庫にも一つは入っている保冷剤も、体を冷やすアイテムとしておすすめです。生菓子などを買ったときなどについてくるものを日頃から集めておくと、暑い時期にかなり重宝します。

保冷剤をハンカチやミニタオルなどで包んで、首に巻いたりやワキにはさむだけで一気に涼しくなります。物にもよりますが1時間くらいは冷たさが持続するので、ちょっとした外出の際にも最適です。

溶けたらまた凍らせれば何度でも使えますから、余計なゴミも増えません。お財布にも環境にもやさしい冷却グッズです。

急冷パックを使う

最近は100円ショップでも販売されている急冷パック。見た目は四角い保冷剤のような感じですが、強めに握ったり叩いたりして衝撃を与えると瞬時に温度が下がるという性質を持っています。

あらかじめ冷凍庫などで冷やしておく必要がなく、涼しくなりたい時にすぐ使えるので、屋外でのスポーツやレジャーシーンでの利用がおすすめです。

冷却時間は30分~90分と商品によって異なりますが、より強力なヒンヤリ感を求めるなら尿素配合のものを選ぶと良いでしょう。

1回限りの使い捨てタイプから凍らせて数回使えるものまで様々あり、役割を果たした後はお弁当を持っていく時などの保冷剤として再利用することもできます。

一つ持っておくと、夏の暑さや熱中症対策はもちろん急な発熱や捻挫、災害時などにも役立つアイテムです。

かき氷

夏に食べたくなるものといえば、ひんやり冷たいかき氷もその一つ。かき氷を食べると体の内側から体温が下がるので、熱中症対策としても効果的です。

数年前に起こったかき氷ブームの余波で、現在も夏になると様々なかき氷が登場して話題を呼びますが、家で過ごすことが多くなる今夏は昔ながらの自家製かき氷を味わってみてはいかがでしょうか。

カラフルなシロップやフルーツでトッピングをすれば、見た目にも楽しめる一品に。自分だけのオリジナルフレーバーを探すのも面白いですね。

ただし、冷たいものの摂り過ぎは胃腸を弱らせる原因にもなりますので、食べる時は一杯200CC程度を目安にしましょう。

【裏技】ミルク&かき氷を流し込む

かき氷をたくさん食べるのが苦手だという人もいるかもしれません。
そんなときは練乳(ミルク)をかけて食べてみて下さい。
かき氷とミルクのセットは定番中の定番ですが、甘いミルクの味がほど良いアクセントになってシロップの味に変化をもたらしてくれます。

ミルクの味やシロップのみ、または削った氷のみでシンプルな味を楽しむのも良いかもしれません。
いろんな味があることで飽きがなく、より多くの氷で体を冷やすことが可能です。

周辺を涼しくする方法

続いては、身の回りや室内を涼しくする暑さ対策をご紹介します。

ここまでは主に体を直接冷やす方法をお伝えしてきましたが、厳しい暑さが続く時はやはり空間ごと涼しくする工夫が必要になってきます。

こちらも昔からある定番的なものから裏技的なものまで様々な方法を集めました。ぜひご家庭で取り入れてみてください。

クーラー

夏場は部屋や施設内に熱がこもって暑くなり、熱中症になる恐れが高まります。
そんな時には、我慢せずクーラーをつけて室温を快適な温度になるように調整しましょう。
クーラーの温度設定は、28度設定としている施設もありますが、暑いと感じるようであれば24から25度ぐらいの設定にしておくと安心です。
冷風は身体に直接あたるようにするのではなく、なるべく部屋全体にいきわたるよう風向の調整にも気を付けるようにしましょう。

扇風機と凍らせたペットボトル

エアコンの冷風はひんやりして気持ちが良いですが、長時間つけっぱなしにしていると電気代がばかになりませんし、体が冷えすぎて体調を崩してしまうこともあります。

そんな時におすすめなのが、水を入れて凍らせたペットボトルを扇風機の前に置くという方法です。こうするとペットボトル付近の冷たい空気が扇風機の風によって押し出され、少し離れたところでも冷たい風が送られてきます。

ある電力会社の調べでは、500mlの凍らせたペットボトルを扇風機の前に置いて回したところ、Tシャツの表面温度が3-4度程度下がったという実験結果が出たそうです。

エアコンなどの冷房器具とうまく併用すれば、最強の冷却装置になること間違いなしですね。

サーキュレーター

サーキュレーターも、エアコンなどの冷房器具と同時に使うことで冷却効果をより高めてくれるアイテムです。サーキュレーターは室内の空気の循環を良くしてくれるため、クーラーなどと併用すると効率よく室内の温度を下げることができます。

首振り機能付きや上下の角度を変えられるもの、卓上で利用できるコンパクト型など様々なタイプがあるので、部屋の大きさや置きたい場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

また、裏技として、サーキュレーターの後ろに氷水を入れたバケツを置き、冷気を吸わせて強力な風で部屋を冷やすという方法もあります。仕組みとしては、先ほどご紹介した扇風機+凍らせたペットボトルと同じですね。

なお、サーキュレーターは冬には暖房と併用できたり、梅雨の時期に使うことで洗濯物の渇きを早めてくれたりと、年間を通して活用できるのも良いところです。

ベランダ・室外機周りに打ち水

最近はあまり見かけなくなりましたが、打ち水は日本古来より行われている暑さ対策の一つです。この打ち水の効果は科学的にも証明されていて、水を撒いたその周辺の気温は1~2度下がると言われています。

マンションなどでは、ベランダに打ち水をしておけば、エアコンをつけなくとも網戸から外気を取り込むだけで涼を得られます。また、エアコンの室外機付近に打ち水をすれば、周辺の気温が下がることでエアコンの効きが良くなります。

打ち水をする際は、タイミングが重要です。打ち水は水分が蒸発する時に発生する気化熱を利用して温度を下げるという原理を利用したものなので、太陽が沈んだ夜に打ち水をしても効果はほぼありません。

反対に太陽がカンカン照りの日中に打ち水をするのも逆効果で、熱されたアスファルトに水を撒くと、湿気が増して余計に暑さを感じてしまいます。

打ち水は気温がまだ上がりきっていない早朝か、気温が下がりはじめる夕方に行うようにしましょう。

冷感ラグマット・寝具

自宅で過ごすことが多い今夏は、お部屋のラグマットや寝具も接触冷感タイプのものがおすすめです。ひんやりサラサラの肌触りが心地良く、暑い日のおうち時間も快適に過ごせます。

冷感素材の寝具は、敷くだけで体の熱を吸収してくれるのが特長です。最近は「体感温度が-7度も下がる」という驚きの効果をもつ製品も見かけるようになりました。

シーツや敷きパッドはもちろん枕カバーにも冷感素材のものがあり、氷枕やジェルタイプの枕とは違って高さや硬さを変えずにひんやり感が楽しめるのが嬉しいポイントです。首元がひんやりするとよく眠れ、寝苦しさで何度も目を覚ますこともなくなるでしょう。

冷感ラグや寝具で体感温度が下がれば、冷房器具の使用頻度もグッと抑えられます。クーラーが苦手な人や、電気代を節約したいご家庭にはぜひおすすめしたいアイテムです。

遮熱カーテン

遮熱カーテンには、外部からの熱の侵入を防ぐ効果があります。

暑い日の日中は、太陽光が室内に入ってくると室内温度が40度にまで達することも。遮熱カーテンを閉めておけば、太陽光の侵入がシャットアウトされ、室内温度の上昇を抑制することが可能です。

特に繊維の中に金属酸化物という素材が入っている遮熱カーテンは、外部から侵入しようとする太陽光を跳ね返す力がより強いと言われています。

また、遮熱カーテンを使用したうえでクーラーをつけると冷房効果が高まります。遮光カーテン自体の値段はやや高めですが、電気代はしっかり節約できますよ。

グリーンカーテン

グリーンカーテン(緑のカーテン)は、主に窓辺にツル系の植物をカーテン様に育てたもので、室内へ直射日光が入るのを防いでくれます。

特に日差しの強い真夏は、グリーンカーテンの葉っぱで光が遮られることで、部屋の温度が急上昇するのを防ぐ効果もあります。

グリーンカーテンに適している植物は”ツル”が長く伸びていくものが一般的で、中でもゴーヤやキュウリなどは、グリーンカーテンの遮光性を得られつつ実の収穫も楽しめます。アサガオなど夏の花のグリーンカーテンも、風情があって良いものです。

グリーンカーテンを設置する場所としては、

  • 午前に日差しが当たる東側
  • 午後に強い日差しが入る西側

の窓際がおすすめです。

部屋の両側から直射日光を遮り、室温上昇を防ぐことで、エアコンの使用も抑えられます。電気代だけでなく、うまく調理すれば食費の節約にもなりますね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。今回は様々な暑さ対策の方法を一挙にまとめてご紹介しました。

いずれの方法も単独ではもちろん、いくつか組み合わせることでより涼しさを実感できるでしょう。色々と試しているうちに、新しいアイディアが生まれることもありそうですね。

暦の上では既に秋ですが、今年は残暑も酷暑になることが予想されます。ご自身でできる工夫を取り入れて、暑さを乗り切っていきましょう!