【ボドゲ紹介】頭を使うボードゲーム18選

2020年10月30日

一口にボードゲームと言っても、その種類は様々です。誰でもその場ですぐに遊べる簡単なものから、運や勘だけで勝敗が決まるものなどたくさんのゲームがあります。

そんな数あるボードゲームの中でも、今回ご紹介するのは自分の頭を使って考えることが必須の「頭脳系」ボードゲームです。

頭脳系に属するゲームにも推理系や陣取り攻略系など色々なジャンルがあり、それぞれ違った楽しみ方ができます。自分で練り上げた戦略を駆使して勝ち上がった時は、格別の喜びを味わえるでしょう。

ここでは頭脳系ボードゲームの人気タイトル全18作品をピックアップしました。ぜひお気に入りのゲームを見つけてプレイしてみてください。

推理系のボードゲーム4選


まず最初にご紹介するのは、頭脳系ゲームの大定番「推理系」のボードゲームです。

推理系ボードゲームの醍醐味は、何と言っても答えを導き出すまでの緊張感。知り得た情報から物事の真実を見極める洞察力が試されます。

謎解きやサスペンスものが好きな方なら、目の前で繰り広げられるリアルでスリリングな展開に、思わず夢中になってしまうに違いありません。

そんな推理系ボードゲームの中から、今回は特にファンの多いタイトルを4つセレクトしました。謎が解けた時の爽快感をみんなで味わいましょう。

ザ・ゲーム

(出典:Amazon

「ドイツ年間ゲーム大賞2015」にノミネートされた人気作。2020年には人気番組「ガキの使いやあらへんで」でダウンタウンら出演者がプレイを楽しみました。

「具体的な数字を言うのは禁止」というルールのもと、プレイヤー同士で協力しながら98枚のカードを9枚以下まで減らすことができればゲームクリアです。

数字に関連するワードもNGなため、対話はかなり曖昧なものになるでしょう。繰り返し遊んでいるうちに相手を読み解けるようになり、参加者全員がひとつのチームとして成長しているような一体感を味わえます。

ームは最初に「1→99」「100→2」と書かれた初期カードを盤上に配置します。自分の手番では手札から最低2枚のカードを出し、「1→99」のカードには昇順、「100→2」のカードには降順になるように並べていきます。

すでに並んでいるカードとぴったり「10」の差があるカードであれば、昇順・降順を無視して出してOK。カードを出せなくなったプレイヤーが現れた時点でゲームオーバーです。

プレイ人数1~5人
プレイ時間20分
対象年齢8歳以上

エスケープルーム ザ・ゲーム

(出典:Amazon

「エスケープルーム ザ・ゲーム」は2016年オランダで発売され、世界30カ国以上で合計100万個以上も売れた大ヒット脱出ゲームです。

このゲームでは、様々なレベルの難易度を持つ3つのシナリオの脱出ゲームを楽しめます。それぞれのシナリオにはヒントがあり、制限時間が迫ってくると見られるようになるので、最後まで諦めずに謎解きに挑戦しましょう。

謎が解けたら時限装置(クロノデコーダー)に正しい鍵をさし、無事に装置を止めることができたら脱出成功です。制限時間は60分しかないので、脱出するためには仲間との協力が不可欠です。

時限装置からは何ともリアルなサウンドが流れ、臨場感たっぷり。自宅で緊張感あふれる「プリズンブレイク」を体感できます。

プレイ人数1~5人
プレイ時間60分
対象年齢12歳以上

クリプティッド

(出典:Amazon

日本語版が登場し、ファンの間で話題となっている「クリプティッド」。プレイヤーは未確認生物学者となってマップ上にいる未確認生物を推理し、いち早くそのマスを当てることを目指します。

各プレイヤーはそれぞれ未確認生物の生息地に関する手がかりが書かれた文献を一冊ずつ持っていますが、これは他のプレイヤーに見せてはいけません。手がかりが知れると、自分よりも先に未確認生物を見つけられてしまうからです。互いに質問を投げかけて相手の手がかりを推測し、未確認生物の居場所を特定していきます。

条件がさらに厳しくなった上級者向けのゲームも用意されていて、やり込み要素も十分。通常版でルールを覚えてから、上級ルールにチャレンジしてみましょう。

プレイ人数2~5人
プレイ時間30~50分
対象年齢10歳以上

ディセプション-香港殺人事件-

(出典:Amazon

「ディセプション-香港殺人事件-」は、捜査官チームと殺人犯チームの二手にわかれて、法医学者のヒントから殺人犯の「殺害手段」と「証拠」を特定するというゲームです。

捜査官チームは誰が犯人なのかを見抜くことができても、殺害手段と証拠の両方を当てることができなければ犯罪を立証できず負けてしまいます。一方、犯人役は殺害手段や証拠を捜査官に見抜かれないように、うまく議論を誘導する必要があります。

6人以上で遊ぶ場合は「共犯者」や「目撃者」といった役割が追加され、ゲームはさらに難解に。人狼ゲームのような心理戦やかけひきが楽しめますが、どちらかというと推理要素が強く、ミステリーやサスペンスが好きな人におすすめです。難易度が高いので、最初はルールを工夫して遊んでみると良いでしょう。

プレイ人数4~12人
プレイ時間20分
対象年齢14歳以上

陣取り攻略系のボードゲーム5選

続いてご紹介するのは「陣取り攻略系」のボードゲームです。

盤上にタイルや駒を配置してプレイヤー同士で陣地を奪い合う陣取り形式のゲームは、ボードゲームの定番中の定番として幅広い世代に親しまれています。広い意味では、囲碁やオセロも陣取りゲームの一種です。

陣地を奪い奪われる一進一退の攻防がクセになるだけでなく、様々な戦略を駆使して勝利をつかみ取った時には思わず声をあげてしまうほどの喜びを味わえます。

ここでは数ある陣取り系ボードゲームの中でも、世界中にファンがいる5タイトルをピックアップしました。知略と知略のぶつかり合いをお楽しみください。

カルカソンヌ

(出典:Amazon

「カルカソンヌ」はドイツゲームの2大賞(ドイツ年間ゲーム大賞大賞・ドイツゲーム大賞1位)を獲得した人気作で、シリーズ化もされています。プレイヤーは都市や道が描かれたカードを地図のように広げ、そこに持ち駒を配置して土地の所有権を主張し得点を競い合います

シンプルなルールながらも戦略性があり、そこに「タイルの引き」という運要素も適度にプラスされた奥深いゲームです。

プレイヤーは自分の手番がきたら裏向きに積んである地形タイルを引きます。タイルには道や建物の絵柄が描かれており、その絵がうまくつながるように配置し、人型の駒(ミープル)を使って自分の領地であることを主張することができます。

ミープルを配置した場所が完成すれば得点が入ります。自分の領地を広げていくだけでなく、相手が領地を広げるのを阻止するなど、状況に応じた戦略を使いこなして勝利を目指しましょう。

プレイ人数2~5人
プレイ時間30分
対象年齢7歳以上

カタン

(出典:Amazon

「カタン」は世界中で2000万個以上の販売数を誇る超大ヒットゲームです。プレイヤーは大航海時代に発見されたカタンという無人島を舞台に土地の繁栄を競い合います

20ヵ国語以上の翻訳版が発売されており、日本でも人気が高い作品です。通常は3~4名でのプレイとなりますが、2人用の特別ルールもあり、さらに5~6人用の拡張セットが発売されています。

ゲームは最初にタイルを並べて島を作り、プレイヤーはそれぞれ拠点を構えます。自分の手番が回ってきたらサイコロを振り、出た目に応じて産出される資源を獲得することができます。

それらを組み合わせて開拓を進めていき、必要な資源がどうしても手に入らないときは、他のプレイヤーと交渉して交換しましょう。積極的にコミュニケーションをとることでゲームを有利に進めることができます。開拓の度合いが得点に反映され、最初に10点を獲得したプレイヤーが勝利となるゲームです。

プレイ人数3~4人(拡張セットで最大6人)
プレイ時間60~90分
対象年齢8歳以上

キングドミノ

(出典:Amazon

「ドイツ年間ゲーム大賞2017」を受賞した話題作「キングドミノ」。プレイヤーは好きな土地タイルを配置して、自分だけの美しい王国をいち早く作り上げることが目的です。

タイルには森林や草原、畑など6種類の絵柄が描かれており、それぞれ異なる価値を持っています。それらを巧みに組み合わせることで、より価値の高い王国を目指していきます。

タイル配置にはルールがあり、絵柄が一致していなければ繋げることはできません。また、王国の大きさは5×5マスの正方形に収める必要があります。

最終的な得点は、同じ絵柄が繋がっているタイルの数と、そこに描かれた王冠マークの数で決まり、もっとも得点が高い人が勝利となります。どのタイルを選んで配置するかという知的要素と運要素がバランスよく絡んだ、王道系の陣取りゲームです。

プレイ人数2~4人
プレイ時間15分
対象年齢8歳以上

十二季節の魔法使い

(出典:Amazon

「十二季節の魔法使い」はダイスとカードを駆使して戦うファンタジー系カードゲームです。プレイヤーは王国一の魔法使いとなるために3年間(=12季節)を戦い抜く中で、より多くの「魔力を集め」「魔獣を召喚し」「魔法道具を作る」ことでクリスタルを集めていきます。

ゲーム開始時の手札はランダムではなく、ドラフトと呼ばれる方法で自分で選ぶことになるため、最初から戦略が必要となります。また、カードにはそれぞれ特殊効果があり、戦況に大きな影響を与えます。

各ラウンドではプレーヤーがダイスを振り、出目に示されたアクションを実行すると魔力や追加のカードを獲得できます。最終的にもっとも多くクリスタルを集めたプレイヤーが勝利です。

繰り返しプレイして遊び慣れてきた人向けの上級カードも用意されており、末永く遊べるのが本作の魅力でもあります。

プレイ人数2~4人
プレイ時間60分
対象年齢14歳以上

Blokus™(ブロックス)

(出典:Amazon

「Blokus™(ブロックス)」は2000年にフランスで発売されたボードゲームです。プレイヤーはそれぞれ「青」「黄」「赤」「緑」どれかのブロックを持ち、「20×20マス」に区切られた盤上に自分の色のブロックを角がくっつくようにして置いていきます。

誰も手持ちのブロックを置けなくなった時点でゲーム終了し、その時点で手元のブロックがもっとも少ない人が勝ちとなります。ブロックは小さな正方形が1~5個繋がってできており、それぞれ形が異なるため、盤上への置き方をよく考える必要があります。

運要素があまりなく、展開が読みにくいため結構頭を使いますが、ルール自体はシンプルなので子どもでも楽しめます。昔流行った「テトリス」が好きな人におすすめのゲームです。

プレイ人数2~4人
プレイ時間20分
対象年齢7歳以上

正体隠匿系のボードゲーム5選

続いてご紹介するのは「正体隠匿系」のボードゲームです。

「人狼ゲーム」に代表される正体隠匿系ゲームの面白さは、プレイヤーがお互いの正体を知らないままゲームを進めていく点にあります。

自分の正体がバレないようにうまく隠しつつ相手のウソを見破る”騙し騙され”の展開に、誰もが非日常的なスリルを味わうことができるでしょう。

他のプレイヤーを最後まで騙し切ることができたときの何とも言えない気持ち良さがクセになり、何度でも繰り返し遊びたくなるのが正体隠匿系ゲームの魅力です。

数ある正体隠匿系ゲームの中から、ここでは大人数対応でパーティーシーンにもおすすめの4タイトルを集めました。

犯人は踊る

(出典:Amazon

「犯人は踊る」は正体隠匿系の中でも人気の高い作品の一つで、プレイヤー同士が目撃情報を相談しながら犯人の所在を推理していくカードゲームです。1枚の犯人カードがプレイヤーからプレイヤーへと渡っていく中で、最後に犯人カードを持っている人を当てましょう。

全員の手札の中に1枚だけ犯人カードがあり、この犯人カードを持っている人を当てられれば勝ち、逆に当てられてしまうと負けとなります。プレイヤーの人数が多いほど推理する過程が盛り上がります
>プレイヤーは手番ごとに手札を1枚出し、そのカードに書かれた特殊効果を使うことができます。犯人カードをうまく他のプレイヤーの手元へ渡らせながらその居所を探っていく、ドキドキの止まらないゲームです。

プレイ人数3~8人
プレイ時間10~20分
対象年齢8歳以上

シャドウレイダーズ

(出典:Amazon

「シャドウレイダーズ」は国内では廃版となった『シャドウハンターズ』のリニューアル版です。

闇が生み出した邪悪な存在「シャドウ」、シャドウ討伐を目的として集まった「レイダー」、戦いに巻き込まれてしまった一般人「シチズン」の三つ巴の戦いの中で、最後に生き残ったチームが勝利となります。

キャラクターごとに詳細な設定があり、どのキャラクターになるかによってプレイ中の立ち回りが大きく変わってくるため、何度でも繰り返しプレイしたくなります。

キャラクターはそれぞれ特殊スキルを持っているが、それを使うためには自分の正体を明かさなくてはなりません。もちろん正体がバレれば敵陣営から一斉攻撃を受けることになるため、特殊スキルの発動タイミングが重要ととなります。

プレイ人数4~8人
プレイ時間60分
対象年齢13歳以上

インサイダー・ゲーム

(出典:Amazon

「インサイダー・ゲーム」はクイズと人狼ゲームがミックスされたようなゲームです。

「庶民」プレイヤーは会話ベースで進めていくクイズの正解を目指しつつ、陰で議論を思い通りに操作しようとする「インサイダー」を見つけ出さなければなりません。反対に「インサイダー」となったプレイヤーは自分の正体をうまく隠しながら庶民に紛れ込み、自分の思惑通りに世論を動かしていきます。

クイズの答えを議論する間は砂時計が作動していて、砂が落ちきる前に正解しなければ全員が負けとなります。

見事クイズに正解できたら、インサイダーを見つける時間が与えられます。ルール自体は簡単なので、参加者に子どもがいても楽しめます。正体隠匿系ならではのドキドキ感も味わうことができ、どんな人にもおすすめできるゲームです。

プレイ人数4~8人
プレイ時間15分
対象年齢9歳以上

オブスクリオ

(出典:Amazon

「オブスクリオ」はイラスト系正体隠匿ゲームです。OBUSUCURIO=ラテン語で「薄暗がり」を意味します。

プレイヤーのうち1人が「魔法の本」、他のプレイヤーは「魔法使い」になります。この中で正解のイラストを知っているのは魔法の本だけです。魔法使いたちが6枚のイラストから正解を見つけられるようにうまくヒントを与えなければなりません。

プレイヤーが少数の場合は完全協力型の連想ゲームになり、人数が多い場合は魔法使いのうちの1人が「裏切者」となり推理を妨害する役割が増えます。さらに「罠」が発動することもあります。

イラストが美しく魔法の本もリアルな作りで、ハリーポッターなど魔法使いの世界観が好きな人におすすめしたいゲームです。

プレイ人数2~8人
プレイ時間45分
対象年齢10歳以上

ワードウルフ

(出典:Amazon

「ワードウルフ」はあるお題について話し合いをする中で、微妙に違うお題を配られた少数派(=ワードウルフ)を見つけ出す正体隠匿系ボードゲームです。

たとえば「犬」というお題を与えられている中で「猫」というお題を与えられている少数のプレイヤーがワードウルフです。アプリではすでに人気のゲームで、2020年4月にアナログ版が登場しました。

難しいルール設定などがないので、誰でもその場で参加できる手軽さが魅力の一つです。繰り返しプレイして飽きてしまったら、参加者の年代や属性などに合わせて即興でオリジナルのお題を作って遊んでみるとまた新たな楽しさを発見できます。

プレイ人数2~8人
プレイ時間5~10分
対象年齢8歳以上

数字を使う系のボードゲーム4選

最後にご紹介するのは「数字」を使って遊ぶボードゲームです。

数字ゲームと聞くと、どこかお堅いイメージがあるかもしれません。計算が得意でないと難しいのではないかと感じる人もいるでしょう。

昔から「数字は嘘をつかない」とはよく言ったものですが、ボードゲームの場合は必ずしも計算によって導き出された数字だけが頼りになるとは限りません。他のプレイヤーとの駆け引きや心理戦が、勝敗を大きく左右するのです。

また、数字を使った遊びは意外と子どものほうが得意で、大人があっさり負けてしまうこともあります。

ここでは年代を問わずに遊べる数字系ボードゲームを4タイトル集めました。ぜひご家族みんなでお楽しみください。

ローマ数字ダイス

(出典:Amazon

「ローマ数字ダイス」はⅠ・Ⅴ・Ⅹ”で表されるローマ数字を用いたダイスゲームです。ダイスの6面にはⅠが3面、Ⅴが1面、Ⅹが2面描かれていて、出た目の組み合わせでローマ数字を作ります。

作った数字は昇順になるように考えてシートに記入し、どう組み合わせてもローマ数字にならない場合は得点にはならないが、あらかじめ配られている6枚の「アクションカード」を使うことでダイスの結果を変えることができます。

最終的に数字の合計とアクションカードの残り点との合算でより高得点の人が勝利となります。
ダイスゲームということで運要素が強いうえに、シートへの記入にも悩まされる奥深いゲームです。

プレイ人数2~6人
プレイ時間30分
対象年齢

コンプレット

(出典:Amazon

「コンプレット」は数字が書かれた100枚の木製タイルを使って遊ぶゲームです。タイルには1から100の数字が書かれており、それをいち早く昇順に並べることができたプレイヤーが勝利となります。

各プレイヤーは最初にタイルを裏向きのまま受け取り一列に並べていきます。残りのタイルから5枚ずつ取って表にし、列の好きな部分に入れます。

自分の手番が回ってきたら、残りのタイルから1枚めくって自分の列の裏向きのタイルと交換します。この時、数字は昇順でなければなりません。または裏向きになったタイルを自分の列の好きな部分に移動させることもできます。

ゲームが進むにつれて運要素が強くなり、裏向きのタイルを動かすときにどの数字のタイルが取れそうか狙いをつけておくことも大事になります。ほかのプレイヤーと会話しながら遊べる手軽さもあり、ボードゲーム入門編としてもおすすめです。

プレイ人数2~6人
プレイ時間30分
対象年齢8歳以上

コヨーテ

(出典:Amazon

「コヨーテ」はプレイヤーが持っている数字の合計値を予想するゲームですが「他プレイヤーの数字は見えるけれど自分の数字は見えない」のが最大の特徴です。他のプレイヤーが宣言した数字や、ちょっとした仕草・表情などから自分の数字を読み解いていきます。

もちろんウソをついて他のプレイヤーをかき乱すことも可能です。順番に「前のプレイヤーよりも大きい数字」を宣言していき、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思ったら「コヨーテ!」と宣言します。

間違ったプレイヤーがライフを1失い、3ライフ失ったら脱落。推理力と同時に度胸も試されるゲームです。

プレイ人数2~10人
プレイ時間15~30分
対象年齢10歳以上

ito(イト)

(出典:Amazon

「ito(イト)」は大人数で遊ぶと楽しいパーティーゲームです。「数字を口にしたらアウト」という制限の中で、テーマに沿った言葉で自分の手札の数字をみんなで表現し合います。

全員で協力してカードを昇順に出してすべてのカードを出し切る「クモノイト」、2名でペアを組んで合計値を100に近づける裏切り要素ありの「アカイイト」の2つのモードで遊ぶことができます。

伝わりそうで伝わらないもどかしさが楽しく、時に価値観のズレに爆笑が起こることも。ナカムラミツル(326)氏によるカードデザインも可愛らしく、繰り返しプレイしたくなるゲームです。

プレイ人数2~10人
プレイ時間30分
対象年齢8歳以上

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は、数あるボードゲームの中から頭を使って遊ぶ「頭脳系」ゲームのおすすめ作品をまとめてご紹介しました。

ある時は助け合い、またある時は騙し合う。頭脳系ゲームでは、そんなプレイヤー同士のコミュニケーションが展開のカギを握っています。

相手との対話やちょっとした仕草・表情から場の空気を読むというリアルなコミュニケーションは、デジタルゲームでは味わえません。日常の様々な場面でオンライン化が進む中でボードゲームが根強い人気を誇る理由がここにあります。

ぜひお気に入りのゲームを見つけて、ご家族やお友達と楽しいひと時をお過ごしください。