暇な時には高難度なボードゲームで頭を使って遊ぼう!
ボードゲームと聞くと人生ゲームやオセロといった簡単なゲームを思い浮かべていませんか?
確かに有名で代表的なゲームではありますが、ボードゲームはそれだけではありません。ボードゲームのジャンルは細分化され、今や非常に多くの種類があるのです。
この記事ではその中でも数時間単位で長く遊ぶことができる重量級のボードゲームについてご紹介します。
【前提】ボードゲームの難易度の決め方
ボードゲームに難易度なんてあるの?と思った方へ、ボードゲームの種類をご紹介していく前に、難易度についてご説明しましょう。ボードゲームは色々な条件を基に難易度が示されています。
就学前でもある程度楽しめるような簡単なものから、高校生や大人になってからじっくり頭を使うようなゲームまで幅広いジャンルがあるからこそ難易度の設定が必要になるのです。
自分が楽しめそうだと感じるボードゲームは同じ難易度の中で探してみると見つかりやすいかもしれません。
以下の条件をリストアップして素敵なボードゲームを見つけましょう。
戦略
ボードゲームには大きくわけて、2通りあります。
戦略を練りゲームメイクをすることができるボードゲームと、ルールに沿った単調な動きですがゲームの世界観を楽しめるゲームです。
特に難易度が高くなっていくのは戦略を練りゲームを進めていくタイプのもの。
ルールはシンプルなことが多いのですが、とにかく自分の戦略次第で結果が枝分かれしていきます。
先が読めない展開に四苦八苦していく場面もあるかもしれません。
プレイ人数
ゲームを行うときはプレイする人数が増えれば増えるほど、相手の出方やゲームの先が読みづらくなっていきます。
すごろくのように単調な動きのゲームでも、人生ゲームのように途中で家を購入するのか他のプレイヤーの資産状況はどうなのかなど、自分が勝つために必要な情報をとっていかなければいけません。
そのためプレイ人数が多いゲームほど色々なことを考えることが必要です。
プレイ予想時間
多くのボードゲームには1ゲームを行うための予想時間が表示されています。
基本的には短時間であればあるほど、簡単で誰でも遊べるゲームといって良いでしょう。
難易度が高く、難しいボードゲームを期待しているのであればプレイ予想時間が長いゲームの購入がおすすめです。
プレイに長時間かかる高難度ボードゲーム5選を紹介
ここからはボードゲームの中でも超重量級である、プレイ時間に長時間かかる戦略タイプのボードゲームをご紹介します。
1人でじっくり遊べるものも、複数人で展開が読めないドキドキした状況を楽しむものもありますので、通常のボードゲームに飽きてしまった方は一見の価値ありです。
テラフォーミング・マーズ
テラフォーミング・マーズは企業のオーナーになって、火星を開拓するゲームです。
1~5人で12歳以上の中学生くらいから大人まで楽しめます。時間は90分~120分と少し長めですので、時間に余裕があるときに始めるとゆっくり楽しめるでしょう。
調査フェーズ、アクションフェーズ、生産フェーズの順番でゲームを進めていきながら火星を人の住める環境に近づけていき、最終的に最も勝利点が高かったプレイヤーが勝ちとなります。
様々な種類のカードが存在し、勝利点に組み込まれる要素が多いので難易度はかなり高いです。たくさん考えたり、緻密に思考を練りたい方におすすめです。
サイズ(SCYTHE) – 大鎌戦役
サイズ(SCYTHE) – 大鎌戦役は1920年代の仮想ヨーロッパを舞台に5つある派閥の代表となって一番を目指すゲームです。
対象人数は1~5人で、14歳以上の中学生から大人まで楽しめます。自分の番では移動、軍備、交易、生産の4種類のうち1種類のアクションを行いゲームを進めていきます。
しかし二度同じアクションは選択できません。それを基盤に徴兵や改善など様々な要素が絡み合います。
そして8つの目標が達成できたときに最も勝利点の高かったプレイヤーの勝利となります。
勝利条件に様々な要素が絡み合い、プレイヤー側の操作もかなり多いです。思考を重ねながらゲームをしたい方にお勧めです。
テラミスティカ:ガイアプロジェクト
テラミスティカ:ガイアプロジェクトはプレイヤーが惑星をテラフォーミングして、自分の種族を入植させて勢力を伸ばすゲームです。
1~4人で、12歳から大人まで楽しめます。60~150分の少々長いゲームになっています。ゲームボードは、10枚のボードから構成されていて、毎度違うゲームボードを使うことができます。
手順が8通りあり、建物を立てたり、研究を勧めたりと様々なことができます。最終的に全6ラウンドが終了した時に最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
様々な要素が勝利条件に絡み合っているので、ゲームはかなり難しいです。入植シュミレーターが好きな人などにお勧めのゲームです。
トワイライト・インぺリウム
トワイライト・インぺリウムは惑星戦争の終結した新たな時代の皇帝を勝ち取る為に策略と戦略を張り巡らせる戦略ゲームです。
3~6人で、14歳以上の中学生から大人まで楽しめます。240~480分というかなり重量のあるゲームで、濃厚なゲームの時間を体験したい方にお勧めのゲームです。
このゲームでは全プレイヤーの目的と個人個人の秘密の目的が存在しており、それらを達成されることで勝利点を得ることができます。
前半は戦闘などを行い、後半になると銀河評論会といった投票が行われます。TVゲームでするような濃密なゲームがボードゲームで楽しめます。普段やってるゲームでは物足りない方はぜひ挑戦してみて下さい。
まとめ
ボードゲームは暇な時間を埋めてくれるアイテムの一つです。
その中でも特に時間が長く、ゲームをクリアしたときには達成感を味わえるほどの難易度があるものをご紹介してきました。
簡単なものでは物足りない人にこそ手にとって頂きたいものばかりです。
高難度のボードゲームはまだまだありますので、ご紹介した基準を基にぜひお気に入りのボードゲームを探してみて下さい。
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