ドイツのボードゲームが最高に面白い!魅力やおすすめ作品を一挙紹介
世界中の国々で愛されているボードゲームですが、中でもドイツは年間に数百もの新作が登場するほどのボードゲーム大国であることをご存知でしょうか?
日本で人気のボードゲームも、実はドイツ生まれのゲームが多く、その面白さにハマる人達が増えています。
今回の記事では、そんなドイツゲームの魅力について詳しく解説します。後半ではおすすめゲームもご紹介しますので、ご家族やお友達同士でぜひプレイしてみてください。
ドイツゲームとは?
「ドイツゲーム」とは、文字どおりドイツを中心とする欧州の国々で誕生したゲームのことで、特に1990年代の中頃から現在までに発売された非電子型のボードゲームを指します。
ドイツは世界でも随一のボードゲーム大国で、街の玩具店には今もたくさんのボードゲームが並んでいます。各家庭にも必ず1つはボードゲームがあり、家族同士の日常的なコミュニケーションツールとしても重宝されているそうです。
日本ではPlayStationやWiiなどのデジタルゲームのほうが人気で、こうしたアナログなゲームで遊ぶ機会はすっかり減ってしまいました。しかし、ここ最近は在宅時間が長くなったことで、ボードゲームの人気が再燃しつつあります。
その中でもドイツゲームは、他のボードゲームにはない特徴があり、その魅力にハマる大人も少なくありません。
ドイツゲームとボードゲームの違いはある?
ドイツゲームには様々な種類がありますが、すべてのゲームに共通しているのは、まず一つに「運」と「テクニック」の両方が適度に要求されるという点です。
ドイツゲームはすごろくのように運だけで勝つことはできません。かといって、将棋や囲碁のようにテクニックがあれば勝てるというものでもありません。つまりプレイヤー全員に勝利のチャンスが与えられているのです。実際、初心者や子どもが熟練者を負かす場面もよく見られます。
また、ドイツゲームは「人間の生き方」や「社会の仕組み」を題材にしたものが多く、プレイヤー同士が協力し合ったり、時には交渉や駆け引きをしながらゲームを進めます。こうしてプレイヤーがお互いの行動に影響を与え合うという点も、ドイツゲームの特徴です。
なお、このような要素を持つボードゲームは、ドイツ以外の国で作られたゲームでもドイツゲームに分類されています。
ボードゲームに大人がハマる理由は?
近年はボードゲームで遊べることを売りにしたカフェやバーも増えており、お酒を飲みながら徹夜でゲームに興じるという大人ならではの楽しみ方をする人も多いといいます。
ボードゲームといえば「子どもが遊ぶもの」というイメージがありますが、実はコアなファンは大人のほうが多いのかもしれません。
では、大人はボードゲームのどんなところに魅力を感じるのでしょうか。
リフレッシュ出来ること
大人がボードゲームにハマる理由として、まず一つに「気分をリフレッシュできる」ということが挙げられます。
最近はスマホで一人で遊べるボードゲームも登場していますが、本来のボードゲームの魅力は友人同士でワイワイ盛り上がれる点にあります。仲間と一緒に騒いでいると、いつの間にか気分がスッキリするものです。
生活の様々な場面でオンライン化が進む中、ボードゲームカフェの人気が高まっているのは、何かとストレスを感じやすい大人の気分転換の場として魅力があるからでしょう。
総合的に頭を使えること
また、ボードゲームは「総合的に頭を使える」という点も大人を夢中にする理由の一つでしょう。
最近のスマホゲームなどには放っておくだけで勝手にゲームが進むものも多数ありますが、ボードゲームの場合は決められたルールに沿って次の一手を繰り出し、時には他のプレイヤーを妨害する作戦も練らなくてはなりません。つまり、考えることなくしてボードゲームで勝つことはできないのです。
こうして頭を使うことは、会社と家を往復するだけの日々になりがちな大人達にとって程よい刺激となります。
特にドイツゲームはプレイヤー同士のコミュニケーションが戦況を左右するため、他のゲームとはまた違った頭の使い方をする必要があります。日頃の会話力や交渉力が試されるという点も、大人にとっての魅力ではないでしょうか。
おすすめのドイツゲーム(ボードゲーム)は?
さて、ここからは当ブログおすすめのドイツゲームをご紹介していきます。
簡単なルールで遊べるドイツゲームは、ボードゲーム初心者にもおすすめです。気になるゲームがあったら、ぜひプレイしてみてください。
おすすめ①宝石の煌めき |
「ドイツ年間ゲーム大賞」にノミネートされた、2014年のヒット作品です。プレイヤーは宝石ギルドの長となり、手持ちの宝石を元手に鉱山に投資したり加工職人を雇ったりしながら資産を築いていきます。短時間ながらも戦略性が高く、大人も大満足のゲームです。 |
おすすめ②カタン |
ドイツでボードゲームが流行するきっかけとなった作品で、現在もなお世界中で愛される不朽の名作です。プレイヤーは無人島を舞台に開拓を競います。他のプレイヤーとうまく交渉し、開拓に必要な資源を効率的に集めるのが勝利のカギとなります。 |
なお、ボードゲームには他にも様々な種類があります。別の記事でもジャンルや難易度別におすすめのボードゲームをご紹介していますので、ぜひ参考にしてお気に入りの作品を見つけてください。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、ドイツゲームの魅力やおすすめ作品をご紹介しました。
最近はドイツゲームのオンライン版も多数リリースされ、一人で楽しむ人も多いようです。しかし、ドイツゲームの本来の面白さというのは、様々な思いを巡らせたプレイヤー同士のやりとりによってストーリーが展開していく点にあります。
特にスマホやパソコン越しの交流が増えている今、ドイツゲームはコミュニケーションの楽しさを再確認させてくれるでしょう。ぜひお気に入りの作品を見つけて、家族や友達同士で遊んでみてくださいね。