新入社員に読んで欲しい本!社会人のスタートを成功に導くための5冊を厳選
「春から新入社員になったけれど、会社になじめるか不安…」
「会社員として上手くやっていけるかな…。」
学生時代から大きく環境が変わり、社会人として一歩踏み出した方の中には不安を抱えている方も多いでしょう。
そこで本記事では「新入社員に読んでほしい本5冊」をご紹介します。
少しでも不安が解消されるためのきっかけになるように、本から新入社員の心構えを学びましょう。
新入社員に読んで欲しい本5冊
新入社員の方に読んでほしい本は、以下の5冊です。
- 入社1年目の教科書
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 仕事は楽しいかね?
- 「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣
- 自分の小さな「箱」から脱出する方法
ここからそれぞれの本のおすすめポイントをご紹介していきますので、参考にしてください。
1.入社1年目の教科書
(出典:Amazon)
ベテランの社員でも実践できていない、あるいは苦手な人が多い会社員としての心構えはこの本を読めば習得できます。
新入社員が仕事を進める上で重要とされる「仕事の3つの原則」は、当たり前のようなことだけど実際自分ができているのか考えるきっかけになるでしょう。
さらに、具体的な50の行動指針もご紹介しているため、実際どのように新入社員が行動すべきなのか分かる道しるべにもなります。
「新入社員のみならず、会社に勤める人なら皆読むべき内容だ」
など、太鼓判を押す意見がよく目立ちました。
初めての就職で戸惑っている方は、この本を読めば肩の力が抜けて会社への不安が少し解消されることでしょう。
出版社 | ダイヤモンド社 |
価格 | 本体1,429円+税 |
2.嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
(出典:Amazon)
2013年の出版以来、2年後に舞台化・4年後にドラマ化されるなど、勢いが止まらない大人気の一冊です。
フロイト・ユングと並び「心理学の三大巨頭」と言われる心理学者のアドラーの教えが分かりやすく、なおかつ深く記されています。
仕事についたはいいけれど上司や同僚との関係が上手くいかない、人の顔色を伺ってしまうなどの対人関係に悩む人にとてもおすすめ。
「人が自分を嫌うのは自分の問題ではなく、他人の問題である」という衝撃的な言葉もつづられており、ハッとする人も多いのではないでしょうか。
人から嫌われることにびくびくするのではなく、
「人には人の生き方がある」
と、読んだ後に前向きな気持ちになり心の”おもり”が外れたという人が多数です。
出版社 | ダイヤモンド社 |
価格 | 本体1,500円+税 |
3.仕事は楽しいかね?
(出典:Amazon)
仕事に対して記されている本の中では珍しく、物語形式の一冊です。
大雪で閉鎖になってしまった空港で、35歳の主人公「私」は出会った老人からの一言「仕事は楽しいかね?」と聞かれ、動揺してしまいます。将来への希望がなく、ただ淡々と仕事をしているだけの主人公が老人からもらったアドバイスを聞き、自己変革のアイデアを見出していきます。
新入社員は新しい環境に置かれ、仕事に対してついついつらい気持ちを持ってしまうことも多いでしょう。そんな方には、老人のアドバイスをぜひ参考にしてほしいと思います。思いがこもった老人からのメッセージに、思わず涙腺がゆるんでしまうなんてこともあるかもしれません。
短編の構成であるため意気込む必要はなく、ゆったりとした気持ちで読める点もおすすめです。
出版社 | きこ書房 |
価格 | 本体1,300円+税 |
4.「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣
(出典:Amazon)
タイトルを見て、思わずドキッとしてしまった方も多いのではないでしょうか。
漫画化もされたこの本は、会社に入社したけれど思うように効率が上がらない…と悩む方におすすめです。
「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」は、実は、大きな差があるわけではありません。普段から自分が無意識にしている「習慣」を変えるだけで、あっという間に「仕事が速い人」になるのです。
著者が実際に試した「仕事を速くできるためのコツと習慣」が50項目でまとまっており、誰でもマネできるような分かりやすい内容でつづられています。自分の習慣を見直し、「仕事が速い人」になるためのきっかけになる本ではないでしょうか。
一つ一つの文の長さも決してつらつらと長すぎるものではないため、読みやすさも定評があります。
出版社 | 明日香出版社 |
価格 | 本体1,400円+税 |
5.自分の小さな「箱」から脱出する方法
(出典:Amazon)
世界で累計150万部を売り上げている、まさに名作といわれる本です。数々のテレビ番組で取り上げられ、有名企業も複数研修時にこの本を利用しているそう。
著者は、身の回りで起こり自分を困らせる人間関係の悩みはすべて「箱に入っている状態」である自分が引き起こしていると説いています。
「箱」とは、自分が生きていくうえで培ってきた他人と対立する要因である信念や価値観のこと。この本では、そんな箱から脱出し、家族や職場での人間関係を深めるためのメソットを学べることが魅力です。
自分が知らないうちに「箱」の中に閉じこもってしまっていたと気づくと、目から鱗でしょう。職場の人間関係が上手くいかないと悩む新入社員の方におすすめです。
出版社 | 大和書房 |
価格 | 本体1,600円+税 |
新入社員が読むべき本の内容は?
新入社員の方が読むべき本の内容としては、ズバリ「仕事に対する精神論」が扱われているものが良いでしょう。
仕事のノウハウや仕事ができる人になるための教えが書かれている本もありますが、それ以前に「社会人としての心構え」が重要です。
特に学生から社会人になりたての方にとっては、「社会人としてやっていけるのか」が一番大きい悩みではないでしょうか。
そんな「社会人としての心構え」を扱い、仕事に対する考え方を明確にしている本を読むことで、気持ちが楽になることは間違いありません。
社会人として立派に心構えができている人は、その気持ちが自信につながり、仕事のノウハウや効率的な仕事の仕方について前向きに学べるようになります。
その結果、会社に馴染み「仕事ができる人」という地位を確立していけるでしょう。
本から新入社員が学びたいこととは?
本から新入社員の方が学びたいこととしては、実際に社会人の先輩が経験してきた「体験談」が多いのではないでしょうか。
体験談は実際に起こったことのため、そこから学べることは多数あります。
こうすれば上手くいったという「成功体験」を知れば、真似して自身の成功体験に繋げやすいですし、こうした結果上手くいかなかったという「失敗談」は、自分がしないように気を付けることができます。
社会人の先輩が後輩たちに残した「体験談」は、社会人生活を乗り切るためのかけがえのない財産になるでしょう。
時間がなければ読む本ではなく、聞く本を活用
「Audible(オーディブル)」を知っていますか?
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オーディオブックは本を音声で読み上げてくれる、いわゆる”聴く”タイプの電子書籍で、Audibleではビジネス書や自己啓発本、小説などの多様な作品を利用できます。
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Audibleの使い方~登録から利用までの流れをわかりやすく解説します~
Audibleとは?サービスの仕組みからメリット・デメリットまで徹底解説!
まとめ
本記事では、「新入社員に読んでほしい本5冊」をご紹介しました。
新入社員の方にとっては、新しい環境に飛び込むのは不安でいっぱいなことでしょう。
そんなときに、仕事のプロが執筆した本は良いお守りになってくれます。本を読んで、社会人生活になじめるよう勉強しておけば、不安が解消されること間違いなしです。
記事でご紹介した本はどれも、社会人の方にとって有益な情報があると定評があるものばかり。ぜひ一度手に取って、新入社員としての自信を身に着けるための参考にしてくださいね。