ボードゲームを子供から大人まで楽しめるすごろく6選!少数も多数のゲームを紹介
ボードゲームの定番といえば、子供から大人まであらゆる人が気軽に楽しめるすごろくです。シンプルなルールでありながら、飽きず楽しむことができます。
そんなすごろくの特徴や魅力、種類などを簡単に見ていきましょう。
すごろくを購入するときのチェックポイント
楽しくすごろくで遊ぶためには、どのようなすごろくを選んで購入するかが重要になります。
すごろくといっても対応人数や対象年齢、ゲームクリアまでにかかる時間や難易度などは選ぶすごろくによって様々です。一緒に遊ぶメンバーが決まっているのであれば、参加者の人数や年齢層に合わせた最適なすごろくを選ぶようにすると良いでしょう。
ここからは実際にすごろくを購入する際に、しっかり確認しておきたいポイントを簡単に説明していきます。
遊ぶ人数
すごろくを購入する前に、一番に確認しておきたいのがプレイ人数です。参加者の人数と推奨プレイ人数が合わないすごろくを選ぶと、ゲームの楽しさが半減してしまう可能性があります。
さらに、プレイ人数が一緒に遊ぶメンバーよりも少なければ、ゲームに参加できず暇な思いをする人が出ることになります。すごろくで楽しい時間を過ごすには、プレイ人数を事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
色々な場面で楽しめるすごろくを選びたい場合は、2~6人向けなどプレイ人数に幅があるすごろくを選んでおくと良いでしょう。プレイ人数に幅があれば、参加者の増減があった場合やメンバーが大きく変わった場合でも楽しく遊ぶことができます。
ゲームクリアまでの時間
すごろく選びの際に確認しておきたいのが、ゲームクリアまでにかかる時間です。
「サイコロを振ってゴールを目指す」のように、昔ながらのシンプルなすごろくであれば数十分もあればゲームが終わるでしょう。一方、ただゴールに向かってコマを進めていくだけでなく時間や戦略など様々な概念があるすごろくの場合、1回のゲームで1時間以上必要となることも多いものです。
またゲームに使うことができる時間が短い場合は、その時間内で終わるすごろくを選んでおく方が良いでしょう。ゴールまで長い時間が必要なすごろくで遊んだ場合、途中で打ち切りとなり不完全燃焼で終わることになります。
一緒に遊ぶ時間を楽しいものにしたいのであれば、ゲームクリアまでに必要な時間をしっかりと確認しておくことが大切です。
子どもと一緒に楽しめるすごろく
小さな子どもと一緒にすごろくを楽しみたいという場合は、子どもも楽しめるすごろくを探してみましょう。子ども向けのすごろくにはかわいい絵や内容がシンプルなものも多く、小さな子どもでも無理なく楽しめるようになっています。
さらに、子ども向けのすごろくの中には、ゲームを楽しむ中で知識を身につけることができるように工夫されたものもあります。子ども用のすごろくは子どもの年齢や興味を持っているジャンルなどに合わせて、最適なものを選ぶようにすると良いでしょう。
わくわくすいぞくかんすごろく(わくわくどうぶつえんすごろく)
(出典:Amazon)
小さな子どもでも楽しめるすごろくの1つが『わくわくすいぞくかんすごろく』です。
ルールはとっても簡単で、水族館に入場して、色々な水槽を眺めながらコマを進めていきます。ゴールにたどり着く頃には、魚や海の生物などに関する知識が身についているでしょう。
同じように動物園を巡っていく形でゲームを楽しめる『わくわくどうぶつえんすごろく』もあります。神秘的なイメージがあるわくわくすいぞくかんすごろくに対し、わくわくどうぶつえんすごろくはイラストも多くポップで可愛いデザインとなっています。
一見シンプルなすごろくですが楽しむ仕掛けも組み込まれており、子どもはもちろん大人も一緒に楽しめるすごろくとしても人気です。
どちらも一度に4人まで遊べるようになっているため、家族はもちろん子どもがお友達同士で遊びたいという時にも最適です。
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 3歳~ |
おさるのジョージすごろく
(出典:楽天市場)
『おさるのジョージすごろく』は、世界中の子どもたちに人気の絵本『おさるのジョージ』のかわいいイラストが散りばめられたすごろくゲームです。
絵本が好きな子どもはもちろん、かわいいイラストが好きな子どもも喜んで遊んでくれるでしょう。
そんなおさるのジョージすごろくの魅力は、裏と表で違うすごろくが楽しめることです。単語を覚えながら進んでいくことができるすごろくと、ゲーム性の高いすごろくのセットとなっており、年齢が上がっても楽しく遊び続けることができます。
またゲームで使うさいころにもかわいいイラストがあしらわれており、転がす楽しみもあります。長く遊べるかわいいすごろくを購入したい時は、おさるのジョージすごろくを選んでおくと良いでしょう。
プレイ人数 | – |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 幼児~ |
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム
(出典:楽天市場)
勉強にもなるすごろくを選びたい時は、『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』がおすすめです。
子どもから大人まで大人気のキャラクターのドラえもんと一緒に、様々な場所を巡るゲーム内容になっています。
タイトルは日本旅行となっていますが、日本以外に世界旅行や宇宙旅行、トランプのようなゲームまで複数のゲームが楽しめるという特徴があり、各地を巡る日本旅行や世界旅行では、地名や名物・文化などを楽しみながら覚えていくことができます。
色々な場所を巡るだけでなく、お金の概念などもあり年齢が上がっても飽きずに楽しめるようになっています。小学校にあがってからも楽しめるようなすごろくが欲しいときは、どこでもドラえもん日本旅行ゲームを選んでおくと良いでしょう。
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 5歳~ |
大人が楽しめるすごろく
すごろくは子どもでも気軽に楽しむことができますが、大人だからこそ楽しめるすごろくもあります。
大人向けのすごろくといえばルールが複雑なもの、戦略性が高いものというイメージを持つ人もいるでしょう。確かに、ゲーム性の高いすごろくは年齢問わず高い人気を誇ります。
しかし、それ以外にも大人だからこそ素晴らしさを感じることができる芸術性の高いすごろくというのも存在します。そんな不思議なすごろくを簡単に紹介してきましょう。
『開化出世壽語呂久 明治7年 芳虎/画』
(出典:PEN web SHOP)
大人向けのすごろくの一つが、『開化出世壽語呂久 明治7年 芳虎/画』です。
『開化出世壽語呂久 明治7年 芳虎/画』は、明治7年に発行されたすごろくの復刻版です。一見浮世絵のように見える『開化出世壽語呂久 明治7年 芳虎/画』ですが、いくつものマスが作られており、出目に合わせてコマを進め、上がりを目指すすごろくとなっています。
マスには様々な職業だけなく、懲役や破産など様々なイベントが描かれており、スリリングなゲームが楽しめます。これらのマスには、当時の世相が描かれており、昔ながらのすごろくを楽しみたい人はもちろん、歴史に触れたい人にもおすすめの一枚となっています。
サイズが大きく、迫力のある絵画としても楽しめます。
プレイ人数 | – |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | – |
膝栗毛滑稽双六(愛蔵版)
(出典:Amazon)
江戸時代に書かれた東海道中膝栗毛を元にして作られたすごろくが、『膝栗毛滑稽双六(愛蔵版)』です。弥次さんと喜多さんの江戸から京都までの珍道中を、すごろくに仕上げています。
膝栗毛滑稽双六(愛蔵版)の魅力は、一コマごとに味わい深いエピソードが描かれていることです。どのマスに止まっても、弥次さん喜多さんの珍道中を振り返ることができるようになっています。
ただ上がりを目指すのではなく「東海道中膝栗毛の世界観に浸りたい」「当時の生活などを垣間見たい」という人に最適なすごろくです。ルール自体はとてもシンプルなすごろくですが絵も素晴らしく、繰り返し楽しく遊ぶことができるでしょう。
歴史を感じることができる膝栗毛滑稽双六(愛蔵版)は、海外の人へのお土産にも最適です。
プレイ人数 | 4人 |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | 12歳~ |
『狐拳寿語録』(和紙への印刷復刻版)
(出典:PEN web SHOP)
『狐拳寿語録』(和紙への印刷復刻版)は、明治35年に発行されたすごろくの復刻版です。原画を描いたのは、明治時代に活躍した浮世絵師の五代目歌川国政です。
この『狐拳寿語録』は、稲荷社に関連した名所を巡りながらコマを進めていくすごろくとなっています。『狐拳寿語録』の特徴は、上がりを目指すのではなく、それぞれ右回りと左回りでコマを進め、ぶつかった場所でじゃんけんのような形の勝負をすることです。この勝負が、狐拳と言われるものです。
一風変わったすごろくを楽しみたいという場合は、『狐拳寿語録』を購入してみると良いでしょう。浮世絵ならではの華やかさも兼ね備えており、美しい一枚の絵画としても楽しむことができます。
プレイ人数 | – |
プレイ時間 | – |
対象年齢 | – |
まとめ
昔ながらのゲームの一つが、すごろくです。
正月に家族そろって楽しむ定番のものから、子どもだけでなく大人でも楽しめる戦略性の高いものまで様々なタイプのすごろくがあります。選ぶ際には、一緒に遊ぶ人数や年齢層、ゲーム時間などを考慮して最適なものを選ぶと良いでしょう。
子どもと一緒にすごろくをしたいのであれば、絵が可愛く勉強にも繋がるすごろくがおすすめです。一緒に遊ぶなかで、言葉や地理など様々な知識を身につけていくことができるでしょう。
大人になってすごろくで遊びたい場合は、浮世絵風など一風変わったデザインのものを選んでみるのもおすすめです。絵自体の美しさは勿論、当時の世相など様々なものに触れることができます。
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