暑さに強い夏の花を選んでガーデニングを楽しもう

乾燥に強く花色が豊富な ガザニア

ガザニアの画像です

夏もガーデニングで庭を鮮やかにしたいなら、ガザニアを検討してみましょう。

南アフリカが原産なので暑さに強いのが特徴です。

オレンジだけでなくピンクや赤など花色が豊富なので、夏も庭や花壇が鮮やかになりますよ。花弁に光沢があり銀葉や照り葉の品種もあるので、夏の日差しの下で葉が美しく輝きます。

 

花は日光に当たると開き、曇りの日や夕方から夜の間は閉じる性質があります。

コンテナなどを利用して栽培する際は加湿にならないように気をつけて、土がしっかり乾いてから水をあげましょう。

乾燥に強いので地植えを行う場合は水やりは必要ありません。

夏に咲かせたいならば、4月ごろに植え付けを行いましょう。湿度に弱いので風通しと日当たりがよいところを選び、土に芽が埋まらないように植えつけます。

 

花を開かせるためにも日中の日当たりのよさはしっかり確認しておきましょう。

風通しと日当たりがよければ、カビの菌糸が葉にできるうどんこ病を予防することもできます。

水はけがよくない土で育てる場合は、腐葉土や軽石といった有機物を入れて土壌を改良するとよいですよ。

 

夏の多湿に強い トレニア

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耐陰性があり育てやすい夏の花がトレニアです。

アフリカやアジアにかけて40種類以上が存在し、多くの園芸品種が存在します。

生育に適した温度が15度から30度と暑さに強いので、夏から秋の花壇にぴったりですよ。

草丈は20cmから30cmで、こんもり茂るように咲きます。

花色は青地に紫や白地に桃色など涼しげな色で、ローズ色や黄色もあります。花形が唇形で花色がスミレに近いことから、ハナウリクサやナツスミレと呼ばれることも多いです。

湿度にも強いため育てやすいですが、極端に乾燥している環境は苦手です。

横に広がるように育っていくため花壇を縁取りたい場合や、ハンギングバスケットにおすすめですよ。

育てる場所としては風通しと日当たりがよい場所がいいですが、真夏の西日が当たらない場所が適しています。

乾燥に弱いので夏場に育てる場合は、土が乾きすぎる前に水をあげましょう。

 

丈夫な植物なので病害虫が発生することは少ないですがアブラムシが新芽につくことがあり、加湿気味だとうどんこ病になります。

日ごろからよく観察して、必要があれば薬剤を使いましょう。

 

ハーブとしても利用される花期が長い サルビア

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観賞用やハーブとして幅広く利用されているのが、熱帯から亜熱帯に分布するサルビアです。

鮮やかで濃い赤色の花が群れるように咲く様子は、サルビアならではの特徴ですよ。花期が長いので秋花壇にも利用でき、育てやすいのが魅力です。

がくの色づきも美しく花が落ちた後もしばらくの間残るため、長く観賞できますよ。街路や公園といった公共の花壇でもよく見ることができます。

このようなサルビアを地植えする場合は、定植した直後に水をたっぷりとあげましょう。

根付いた後は、水をあげる必要はほとんどありません。ただし高温の日が続いて葉がしおれた場合は、早朝や夕方に水が必要です。

鉢植えでサルビアを育てる場合は、土の表面が乾いたときに水をあげます。

 

また、開花する時間が長いため肥料を定期的に施しましょう。肥料は液体と固体どちらでも問題ありません。

発芽の適温が25度から30度なので、早い時期に種まきをすると芽がなかなかでないことがあります。

病害虫はヨトウムシなどに気をつけましょう。ヨトウムシは夜になると出てくるため、こまめに調べて発見しだい葉を摘み取ることで対処可能です。

 

夏の花としておなじみの ひまわり

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夏の花としてよく見られるひまわりは北アメリカが原産の花です。茎がすくっと立ち上がり、大輪の太陽のような花を咲かせます。

ひまわりといえば高い草丈ものが多いですが、草丈10センチくらいのガーデニングに利用しやすいひまわりも品種改良によって誕生しています。

 

花びらのみえる部分は1枚1枚が花として独立しており、おしべはありません。

中央部の黒い部分もひとつひとつが筒状の花で、こちらはおしべとめしべを持っています。

ひまわりは日光を好むので、風通しと日当たりがよい場所を選びましょう。

また、ひまわりは特に土質を選ばなくてもしっかり育つ丈夫さが魅力です。土がしっかり肥えている場合は、肥料をあげなくても育つことがあります。

 

鉢植えで育てる場合は水はけが優れた、適度に保水性と排水性がある土がおすすめです。

梅雨はベト病にかかりやすくなるので注意しましょう。薬剤散布で対処できますが、マルチングをしておくと土壌からの感染を防げます。

この他、ひまわりは根を傷めると上手く根付かなくなるので、植え替えを何度も行わないようにしましょう。