ウグイスと思ってた鳥は実はメジロ?春を告げるウグイスとメジロの違いを紹介
咲き誇る梅の花を見ると、春が来たなと感じますよね。
そして梅の枝にとまるウグイスが、また、何とも風流・・・。
って、その鳥、本当にウグイスですか?
「だって”梅に鶯”っていうし、梅の木にとまってる黄緑色の小さな鳥はウグイスでしょ?」
では問題です。
次の2つの画像は、どちらがウグイスでしょうか?
1枚目の画像の鳥をウグイスだと思っていた人も多いのではないでしょうか?
でも正解は2枚目の画像です。
イラストなどで見るウグイスは鮮やかな黄緑色で表現されることもありますが、実は案外地味な鳥なんですね。
「うぐいす色」と呼ばれる色も本来はオリーブのようなくすんだ黄緑色です。
それなら、1枚目の画像の正体は?
分かりやすい特徴は目の周りの色です。
目の周りが白いでしょ?
この鳥はメジロといいます。
よく見かけるメジロと、声しか聞こえないウグイス
大きな公園や山の近くなどで、春になると「ホーホケキョ」とさえずるウグイスの声を聴くことがありますが、実際の姿を見たことのある人は少ないのでは?
ウグイスは警戒心の強い鳥なので、人目に触れるところまで出てくることはほとんどありません。
一方、メジロはそれほど警戒心は強くないようで、はっきりと姿が見えるところまで近づくことができます。
目の前にメジロがいて、隠れたところから「ホーホケキョ」と聞こえたら、メジロをウグイスと間違っても仕方ないかもしれませんね。
ウグイスの特徴
ウグイスは、スズメ目ウグイス科ウグイス属の鳥。
成体の体長はオスが約16cm、メスが約14cmほどで、ほぼスズメと同程度の大きさです。
日本全土に分布し、小型の昆虫や植物の種、木の実などを食べる雑食性です。
春になると鳴き始めることから「春告鳥」の別名も。
「ホーホケキョ」の鳴き声は有名ですが、中には「ホーホケケケキョ」なんて鳴き方の下手なウグイスもいて、思わずズッコケそうになることがありますよね。
メジロの特徴
メジロは、スズメ目メジロ科メジロ属の鳥。
黄緑色の体色と、アイリングと呼ばれる目の周りの白い縁取りが特徴で、名前の由来にもなっています。
成体の体長は約12cm程度とウグイスよりもひとまわり小型で、日本の野鳥の中では最も小さい部類に入るでしょう。
北海道の一部などの寒冷地を除く日本全土に分布し、花の蜜や果汁を好みますが、実は小型の昆虫も捕食する雑食性。
可愛らしいメジロが蛾を捕まえる姿を見かけたときは、若干引いてしまいました。
(私の勝手なイメージによるものです。)
いかがですか?
ウグイスとメジロの違い、お分かり頂けましたか?
普段何気なく眺めたり鳴き声を耳にしたりする野鳥も、その名前や特徴を知るとより身近に感じられるのではないでしょうか?