窓を開けた際はエアコンは切るべきか否か?

緊急事態宣言が解除されたは良い物の「新しい生活様式」では「こまめな換気」が求められていますよね?

でも、窓を開けて換気をすると外の温かい空気が部屋の中に入り、室温が上昇してします。

すると、どうしてもエアコンにかかる負荷が大きくなってしまい、電気代が高くなるのがネック。

換気をしつつ、冷房効率にも配慮するには、どうすればよいのでしょうか。

窓開け換気時のエアコンは、つけっぱなしが正解なのか!?

エアコンは夏の暑さ対策として欠かせません。

お子さんやペットがいる家庭ではエアコンなしでは生活できませんよね?

ただ、一番気になるのが換気時の運転はどうすべきなのか問題です。

エアコンを運転している部屋で窓を開け換気をする場合、つけっぱなしにする人は約40%、電源をOFFにして喚起をする一時停止派は約37%で同じ割合のようです。

これは知っている人もいるかもしれませんがエアコンは電源を入れた時が最も電力を消費します。

そのため、推奨されている1時間に5~10分程度の換気の場合は「つけっぱなしを継続する」が結論です。

 

実は約9割エアコンで換気ができないことは知らない!?

ダイキン工業株式会社が「換気に関する実態調査」を実施したみたいです。

その結果、「緊急事態宣言の解除以降も家で換気をしているか」を確認したところ、88%以上の人が「換気している」と回答!

換気に対する意識がかなり高いですね!やはりコロナの影響はこの辺りにもおおきいのかなと感じます。

質問の中には「ほとんどのエアコンは換気ができていないことを知っていたか」というものもあったみたいですが、「知っていた」と回答した人はわずか41%!つまり59%の人が「知らなかった」と回答したことになります。

最近は換気するエアコンも出ているのでなんとも言えませんが我が家のエアコンもしっかり確認しておく必要はありそうです。

 

エアコンフィルター掃除を1年以上していない人は?

因みにエアコンの節電に大きな効果があるのが「フィルターの掃除頻度」って知っていましたか?

掃除頻度を調査したところ、最も多かったのが「1年に1回」で27%という結果になりました。

省エネ対策として推奨されているのは「2週間に1回以上」のフィルター掃除です。

ただ、「2週間に1回以上」はたったの3%!

また、「1年以上していない」人は17.9%もいるようです。

めんどくさいのは分かりますが、かなりまずいと思います。

というのも、フィルター掃除を1年間しないと、エアコン消費電力は約25%以上も増加する調査結果もあります。

節電するのであればこういう部分も手入れが必要ですね。

 

夏に換気をする課題は「部屋の暑さ」「虫の侵入」「エアコンの電気代」

最後にこれから夏に向けて気温が上昇するため、エアコンをつけたまま換気を行う機会がさらに増えると思います。

ただ、その際に気になることがありますよね?

そう、部屋の温度上昇、虫が入る、電気代!

実際に「窓を開けて換気をする時に気になること」を質問すると、一番多いのは「部屋が暑くなる」で25%、その次に「部屋に虫が入る」で24%、そして「エアコンの電気代」が23.6%という結果が出ました。

部屋の暑さに対しては、少し我慢を!

虫に関しては、吊り下げる虫よけなどを設置

エアコンの電気代は、つけっぱなし!

これで乗り切りましょう!

 

まとめ

緊急事態宣言の解除以降も家で「換気」をしているという人が約9割と高い数値を出していましたが、約6割がエアコンは換気ができない事実を「知らなかった」と考えると喚起していたつもりだった人も多いかもしれません。

再度我が家のエアコンの性能を知るとともに、夏に向けて窓開け換気をするにあたり、エアコンの性能に関しても電気屋さんに赴き話を聞いてみるのはいかがでしょうか。