「ダブルダイヤモンド富士」を見よう!
富士山はいつ見ても美しい。
一年の中でも数回しか見るチャンスのないダイヤモンド富士を知ってますか?
ダイヤモンド富士はさまざまな条件が重なり合ったときに見ることができる希少な瞬間のことをいいます。
きらめきを一度見たら忘れないとも言われています。
タイミングも重要なので念入りな調査と計画が必要だったりもします。
今回は、ダイヤモンド富士の観測におすすめなスポットをご紹介!
そもそもダイヤモンド富士とは・・・
富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間、ダイヤモンドのように光り輝く現象をダイヤモンド富士といいます。
さらに、湖の表面に「逆さ富士」という湖に富士山が映り込む現象が起こると(トリック撮影にもよく使われるあれです)、ダイヤモンド富士が湖に映り込む「ダブルダイヤモンド富士」を見ることもできるんです。
確実に映えます(笑)
いつでも、どこからでも見られません。
〇富士山頂から西側の南北35度以内の範囲では日の出の時(昇るダイヤモンド)
〇東側の南北35度以内の範囲では日没時(沈むダイヤモンド)
そう、年2回のみ!
しかも、気象などの条件が揃ったときにだけ見られる、まさに自然が織りなす絶景とです。
特に山中湖は、秋から冬にかけての日没時で、長い期間見られることから、多くの方々が聖地として撮影に訪れます。
ダイヤモンド富士の撮影場所
撮影ポイント「田貫湖」
田貫湖もダイヤモンド富士が見れる絶景ポイントです。
富士山の西側に位置する田貫湖、ダイヤモンド富士を撮影する時間帯は大体午前6時前後。
撮影は、後ほど紹介する山中湖よりも遅く、おおよそ4月24日前後、8月20日前後のそれぞれ1週間と短い期間とされています。
田貫湖の周りに駐車場もあり、車でお越しの方は、早めにきて駐車させて撮影場所を押さえないとすぐにいっぱいになります。
寒い中本当にお疲れ様です!
<施設情報>
■住所:
〒418-0107 静岡県富士宮市佐折634-1
■アクセス:
【車】新富士ICから西富士道路で約10分。その後国道139号線、県道414号線を通り、田貫湖へ。
■駐車場:
無料
■見頃:
4月下旬、8月下旬の年2回
田貫湖にはキャンプ場もあるので、最近人気のキャンプも含めてお子さんと田貫湖キャンプ場にある展望デッキから、ダイヤモンド富士を観賞するのもおすすめです。
撮影ポイント「山中湖」
もっとも有名なダイヤモンド富士の撮影ポイント「山中湖」。
山中湖畔は、秋と冬の期間に富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士が見れることで有名です。
2月初~2月中旬は、特に天候が安定しているため、ダイヤモンド富士を拝める確率が高いのも要因です。
「DIAMOND FUJI WEEKS」などと呼ばれてたりします(笑)
山中湖親水公園は特にダブルダイヤモンド富士のビュースポットとしてもカメラマンの間でも知られている撮影場所。
この期間は、アイスキャンドルなどのイベントも開催され賑わいがあります。
<施設情報>
■住所:
〒401-0502 南都留郡 山中湖村平野
■アクセス:
【車】東富士五湖道路山中湖ICから約5分。
■駐車場:
普通(80台)
■館内施設:
トイレ有り
■見頃:
2月初~2月中旬
一度は見たい!ダイヤモンド富士は計画的に!
太陽が昇る瞬間と、夕陽が沈む瞬間に、太陽が富士山頂と重なり合う一瞬。
その瞬間、太陽はダイヤモンドのように輝くんですね。
この一瞬の煌めきがとても美しく「ダイヤモンド富士」と呼ばれています。
それは、とても神秘的で、多くの観光客を魅了しているんです。
年末年始の新春には、ダイヤモンド富士の特集が組まれることもあります。
まとめ
ダイヤモンド富士はいくつものタイミングが重なったときに見ることのできる自然現象です。
チャンスは年に2回!
直接見に行くのであれば、渋滞などで困らないよう、余裕を持ったスケジュールで計画をたてるのが一番大切です。
因みに2022年の「羽鳥慎一モーニングショー 新春特大スペシャル」で特集されるようなので気になる方はぜひ!