房総半島とは？地形の特徴やおすすめスポットは？
房総半島を知っていますか？
名前だけ聞くと自然豊かで温暖なリゾート地というイメージを持ちませんか？
実際に名前だけ知っている人でもイメージは一緒だと思います。
そこで房総半島についてを分かりやすく、またおすすめスポットなどを紹介します。
房総半島ってどんなところ？
千葉県の大部分を占めるのが房総半島。
千葉県で有名な観光エリアでもあります。
空港からアミューズメント施設等の都市部と山に海に川などの自然豊かな部分をあわせ持つ地域でカップルから家族まで幅広い世代に人気のエリアになります。
そんな房総半島についての特徴や房総という名前の意味と由来、外房と内房などを分かりやすく解説！
最後におすすめスポットも紹介するので、スポットだけ知りたい方は読み飛ばしちゃってください。
南部は自然豊かなリゾート地・南房総、
マリンレジャーを楽しめる九十九里エリア。
神奈川県と繋ぐアクアラインの着岸地、自然の景色が印象的な内房エリア
等などどこに行っても楽しめるのがこのエリアの特徴です。
房総半島の由来とは？
房総半島はどのように名付けられたのか？
明治時代初期頃まで日本の地理的区分の基本だった令制国にて、安房国（あわのくに）・上総国（かずさのくに）・下総国（しもうさのくに）、三国合わせた地域の呼名が房総です。
安房国は現在の南房総にあたり、千葉県中部が上総国、下総国は千葉県北部と茨城県の一部も含む地域を指しています。
そして千葉県の中でも半島部分が「房総半島」と呼ばれています。
房総の名前は？
房総とは、そもそもどんな意味があるのか？
文献によると忌部（いんべ)氏の先祖の天富命（あめのとみのみこと）が移住した際に、麻を植えたところ、よく育つことが起因し、「総（麻）の国」と名付けたのが始まりのようです。
「総(ふさ)」は麻という意味、「総の国」を上下に分けて「上総」「下総」という国名なんですね。
半島の定義とは？
半島の定義ってわかりますか？
半島と言うと三方を海に囲まれている島を思い浮かべると思います。
半島ってきちんとした定義づけはないんです。
行政的には市町村の行政区域を基準として区画で分けられているようですが、半島はプレートの移動によって形成されたものだけではなく、人工的に埋め立てられたものも呼ばれています。
房総半島の特徴とは？
房総半島は陸地の三方を海に囲まれた半島。
豊かな自然、海と山の文化、そして両方を1日で体験できる魅力。
海岸地帯では海水浴にマリンスポーツと楽しむことができます。
美しい景観も楽しむことができるのも魅力の１つです。
また、低山で登山もおすすめで、東京湾岸には工業地帯も広がっているため都心部との交通を結ぶ重要な地域となっています。
房総半島の北部は、下総台地が広がる平坦な地形です。
南部は上総丘陵や安房丘陵の丘陵地が広がる山岳地、下総台地は、関東平野に属し、富士山の火山灰からなる関東ローム層が分布しているのが特徴です。
千葉・房総半島の魅力とは？
房総半島の海岸地帯では豊かな海の幸を味わえるほか、マリンスポーツに、絶景も楽しむことができます
一方で、内部にも景観を楽しむスポットはたくさんあるため、さまざまなレジャー体験を満喫できることが魅力です。
太平洋からくる温暖な気候の恵みは、農産物にもおよび、ナシやビワ（房州びわ）、ねぎ、ほうれん草、さつまいもなどの生産量がトップシェアを誇っているのも魅力の１つ。
因みに落花生は国内生産の8割が千葉県になっていたりします
千葉・房総半島の人気観光スポット10ヵ所！
続いては海、山、レジャー施設など、房総半島を代表する人気観光スポットを10ヵ所ご紹介したいと思います。
房総半島スポットのマザー牧場（富津市）
家族でぜひ行ってほしいのがマザー牧場！
晴れた日は富士山まで見渡せる鹿野山（かのうざん）の頂上にある観光牧場で、250ヘクタールの緑豊かな敷地内に、羊やアルパカなどの動物と身近に触れ合えます。
見渡す限り丘一面に広がる四季の花畑に、果物狩りで四季の旬を味わい、手作り工房でクラフトも楽しめたりと、大人からこどもまで1日中遊べるのでかなりおすすめ！
遊園地施設や宿泊施設も併設されていて1日過ごせます。
- 〇住所
- 千葉県富津市田倉940-3
- 〇アクセス
- JR内房線「君津駅」より直通バスで約30～40分
房総半島スポットの鋸山（富津市）
富津市と鋸南町（きょなんまち）の境にある鋸山（のこぎりやま）を紹介。
のこぎりの歯を彷彿とさせる険しい稜線（りょうせん）が由来で、標高329mの、登山装備を持たずとも徒歩で登ることができる低い山になります。
手軽に登りたい方には、ロープウェイがおすすめですよ！
また、日本一の大きさを誇る石窟大仏、岩肌に突き出した山頂展望台からの「地獄のぞき」は、絶対に見てほしい光景です。
- 真理住所
- 千葉県安房郡鋸南町鋸山
- 〇アクセス
- JR内房線「浜金谷駅」よりロープウェイ
房総半島スポットの龍宮城スパ・ホテル三日月（木更津市）
木更津の海に面してたたずむ「龍宮城スパ・ホテル三日月」は全室オーシャンビュー！
すごいですよね！
目の前の東京湾越しに富士山を眺められる絶景ホテルなんです。
屋内外にある3種類プールにこどもが自由に飛んだり跳ねたりできるキッズガーデンもあり、家族旅行での宿泊先としても人気！
ホテルでゆっくりしたい大人の旅行には、新館・富士見亭の半露天風呂付き客室がおすすめだったりします。
- 〇住所
- 千葉県木更津市北浜1
- 〇アクセス
- JR内房線「木更津駅」より無料シャトルバスで約15分
房総半島スポットの道の駅とみうら枇杷倶楽部（南房総市）
続いては道の駅とみうら枇杷倶楽部！
千葉県富浦町（とみうらちょう）がビワ（房州びわ）の日本一の産地であることから名付けられた道の駅でもあります
地元の農産物に、房州びわを使ったソフトクリームも購入できます。
散策コースもあるため、アイスを食べながら歩くも１つ！
因みに房州びわは最高級の果物で、毎年5～6月の収穫時期には、ビワ狩り体験も可能です。
〇住所
千葉県南房総市富浦町青木123-1
- 〇アクセス
- JR内房線「富浦駅」より徒歩約15分
房総半島スポットの野島埼灯台（南房総市）
房総半島最南端！野島埼灯台（のじまさきとうだい）は、明治2年にフランス人技師・ヴェルニーの設計でつくられた日本初の洋式8灯台の一つ。
灯台周辺は遊歩道が整備されているため、海沿いの景色を満喫しながら散策できるので子供づれも安心です。
灯台に登ってみて、日の出や日の入りも視界を遮るものが何一つないなかで眺めることができるのでお勧めスポットでもあります。
- 〇住所
- 千葉県南房総市白浜町白浜630
- 〇アクセス
- JR内房線「館山駅」よりバス（神戸経由白浜行き）で「野島埼灯台口」下車徒歩8分
房総半島スポットの鴨川シーワールド（鴨川市）
子供大好き！カップル大好き！鴨川シーワールド！
シャチやイルカ、アシカのダイナミックなショーは見もの！
特に、シャチのパフォーマンスを見られるのは日本国内では鴨川シーワールドだけです。
収容人数2,000人の会場は休日ともなればあっという間に満席になります。
約800種類11,000匹が飼育されている国内トップクラスの水族館でもあるので、ぜひ足を運んでみては？
- 〇住所
- 千葉県鴨川市東町1464-18
- 〇アクセス
- JR内房線・外房線「安房鴨川駅」より無料送迎バスで約10分
房総半島スポットの大山千枚田（鴨川市）
鴨川市の中山間に広がる大山千枚田（おおやませんまいだ）は、東京から一番近い棚田でもあります。
今では珍しい「ほかから水を引かず、その土地に降る雨水を溜めて稲作をする」天水田（てんすいでん）で稲作をしていて有名な場所です。
棚田を取り囲む里山と集落の姿が文化的景観として保護されいるので、大人が楽しめる散策エリアでもあります。
- 〇住所
- 千葉県鴨川市平塚540
- 〇アクセス
- JR内房線・外房線「安房鴨川駅」よりバス（金束行き）で「釜沼」下車徒歩20分
房総半島スポットの養老渓谷（市原市／大多喜町）
養老渓谷（ようろうけいこく）は千葉県大多喜町から市原市に続く渓谷！
「千葉の秘境」なんて呼ばれています。
パワースポットとしても人気の場所で、渓谷のなかの整備された遊歩道をハイキングする滝めぐりコースは、春の新緑シーズンから秋の紅葉シーズンにかけてたくさんの人で賑わいます。
因みに養老川沿いには温泉旅館が立ち並んでいるため、歩いた後に温泉もいいですよ！
- 〇住所
- 千葉県大多喜町～市原市
- 〇アクセス
- JR内房線「五井駅」で小湊鉄道に乗り換え、「養老渓谷駅」下車
房総半島スポットの清水渓流広場（君津市）
「濃溝の滝・亀岩の洞窟」は、洞窟に差し込む朝日が水面に反射して映るハート型の光景がカップルに人気のスポット。
日が射す角度は季節や時間で異なるので、ハート型を拝むには、3月と9月のお彼岸時期の早朝がベストみたいです。
洞窟周辺は初夏には蛍が舞い、秋には綺麗な紅葉を見られますのでぜひ、一度訪れてみては？
- 〇住所
- 千葉県君津市笹1954
- 〇アクセス
- JR久留里線「上総亀山駅」よりタクシーで約15分
房総半島スポットの東京ドイツ村（袖ケ浦市）
東京ドーム19個分の面積を持つ東京ドイツ村！
イルミネーションとしても人気ですね。
千葉県最大級のテーマパークで、園内は車で移動できるほど広大です。
特にドイツの田園風景をモチーフにした7万㎡およぶ芝生広場は圧巻！
全面天然芝を使用した全72ホールのパターゴルフ場もあり、20種類のアトラクションは子供と楽しめる遊園地施設などなど！
〇住所
- 千葉県袖ケ浦市永吉419
- 〇アクセス
- JR内房線「袖ヶ浦駅」より路線バス（東京ドイツ村行き）で「東京ドイツ村」下車すぐ
まとめ
房総半島は東京からも近く、デートや日帰り旅行にはぴったりのスポット。
今まであまり気にすることがなかった名前の由来などをすることでもっと房総を楽しむことができるのではないでしょうか。？