切り花でも長持ち！夏に贈りたい花７選
プレゼントに贈られて嬉しいものの定番、花束。
お花を飾ると、お部屋がパッと華やかな印象になりますよね。
でも、夏には切り花はすぐに枯れてしまうのでは・・・？
そんな心配をされる方も大丈夫！
長持ちする種類のお花を選び、ちゃんとお手入れをすれは、きれいなお花を長く楽しむことができるんです。
長持ちする花の種類
暑いこの季節、適切なお手入れをしていないとどんな花でもすぐに枯れてしまいますが、
水切りや水かえなど、キチンとお手入れをしてあげれば種類によっては10日から2週間、中には3週間以上長持ちする切り花もあります。
１、カーネーション
母の日の贈り物の定番カーネーションは、切り花にしても長持ちします。
赤やピンクに白、縁だけ色が違うものなど花色が豊富で、他の花とも組み合わせやすいため花束によく使われます。
カーネーションを長持ちさせるためには、茎の断面をきれいに斜めに切り落とすことが大切。固く咲きそうもないつぼみを取り除くことも長持のコツです。
２、キク
キクは仏花のイメージが強いと思いますが、長持ちする花だから選ばれてきたという背景もあるようです。
最近ではマムと呼ばれる西洋種のキクも良く出回っていて、まん丸なピンポンマムやグリーンの細長い花びらが特徴的なシャムロックなど、飾りたいイメージに合わせて色々と楽しめるようになりました。
キクを長持ちさせるために注意したいのは、葉っぱの処理。
キクの葉は蒸れやすいので水に浸かる部分以外もある程度取り除いておきましょう。
３、ラン
ランというと開店・開業のお祝いなどに贈る鉢物の胡蝶蘭を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？
ランは暑くて他の花が傷みやすい夏場でも長持ちする花で、鉢物以外に切り花でも出回っています。
淡いピンクや紫の花が並ぶデンファレという種類は価格も手ごろ。
つぼみも順に咲いてくれます。
４、ユリ
ユリはとても水揚げが良いので、暑い時期でも長持ちします。
大きく真っ白なカサブランカやオレンジや黄色、ピンク色のものなど種類も豊富。
複数付いているつぼみも最後まで開き、順番に花を楽しめます。
ユリを長持ちさせるコツは雄しべの花粉の付く部分をとることです。受粉してしまうと種を作る方にエネルギーを使うため、花持ちが悪くなってしまうそうですよ。
５、トルコキキョウ
トルコキキョウも花束の定番ですが、長持ちする花です。
通年で手に入りますが、旬は6月から8月。
お花屋さんで購入した時から咲いている花が家で生けてからもずっと長く咲き続けます。
でも反対につぼみは開かない事が多いので、出来るだけ咲いているものを選ぶと良いでしょう。
６、スターチス
ドライフラワーにしてもキレイな花色が楽しめるスターチス。
実はこのカラフルな部分は花ではなくて、ガクなんですって。そこから小さく顔をのぞかせている白いのがお花。
白いお花が枯れてしまっても、ガクの部分はそのまま色を保ってくれるので、かなり長く楽しめます。
７、カスミソウ
どんな花ともよく合い、メインの花を引き立てボリュームもＵＰしてくれるカスミソウは、花束にはなくてはならない存在ですよね。
葉は多すぎると葉から蒸散する水分が多くなり、枯れる原因となります。でも、完全に葉を取り去ってしまうと今度は光合成が出来なくなってしまうことに。
蕾もたくさん付きすぎていると養分を取られ、花持ちが悪くなりますので、適度に葉や蕾を摘んで花を長持ちさせましょう。
切り花を長持ちさせるお手入れ方法
切り花が枯れてしまう大きな原因は水上げ不良と雑菌の繁殖です。
花瓶に活ける前に行う水切りのひと手間と、毎日の水かえで切り花を長持ちさせましょう。