今年はいつから夏?夏の定義や初夏の時期も解説!
今年も暑い夏がやってきます。
ところで、夏とはいつからいつまでが夏なのか説明できますか?
うっ、となった方は正解です!
実は夏の定義はいくつかあるため、ひとことでは説明するのが難しいのです。
本記事では、そんな夏について解説します。
夏の基準はそれぞれ
夏の基準って決まっていそうですよね。人によっては「梅雨明けしたら夏」や「8月が夏」と思う方もいるでしょう。
ただ「全世界で統一的にコレ」と決まっているものはなく、国や使い方によって色んな基準があるのです。
順番に解説します。
5月から初夏と呼ばれる時期に
初夏とは、
”1 夏のはじめ。はつなつ。
2 陰暦4月の異称。”
(出典:goo辞書)です。
陰暦4月とは、4月下旬から6月上旬を指すので、おおむね今の暦では5月から初夏と言っても良いでしょう。
人によっては「少し早いかも?」と思う方もいそうです。
気象庁的には6月からが夏
気象庁では夏を「6月から8月までの期間」としています。
こちらは日本の省庁が決めているだけに、納得しやすいのではないでしょうか。
さらに夏真っ盛りということで「盛夏」という用語も使います。
これは「おおよそ梅雨明けから8月いっぱいの期間。ただし北海道ではおおよそ7月から8月いっぱいの期間。」としています。
たしかにただの「夏」と言われるよりも「盛夏」と言われる方が夏らしさを感じられますね。
天気予報などで「夏」という言葉が出たら6月に入ったのだ、と気づけます。
二十四節気では6月21日から夏!
二十四節気とは、1年を24等分してそれぞれに季節を表す名前をつけたものです。
我々が日頃使っている暦はグレゴリオ暦と呼ばれていて、1年を12に区切っています。
つまり二十四節気の名前は、我々の使っているひと月の間に2つの季節を表しているイメージです。
そして、二十四節気で夏を表すのは6月21日から始まる「夏至」。
次に7月7日から始まる「小暑」、7月22日から始まる「大暑」までが二十四節気でいう「夏」です。
大暑は8月6日までですので、二十四節気でいう「夏」は6月21日から8月6日まで。8月7日以降は、二十四節気では「秋」なのです。
※二十四節気では1年を24等分している関係で、夏至や小暑などの始まる日付は年によって変わります。
まとめ
ひとくちに夏といっても、いろいろな定義があります。
これらの定義を知ることで、春から夏に季節が変わる時期を楽しめますね。
また、周りの人にもちょっと自慢できるかも!