ビジネスで使える季節の挨拶文と季語を紹介!時候の挨拶の書き方は?

2020年2月1日

ビジネスのやりとりにおいて必要なものがあります。それが季節の挨拶や時候の挨拶です。これができると、なんだか1ランク上のビジネスパーソンに見られる気がしませんか?そして実際そうなのです。ここではビジネスで使える季節の挨拶文や季語について御紹介していきます。

基本フォーマットはひとつ覚えればOK!

ポイントのイメージ画像です

ビジネスで使う挨拶、基本的なフォーマットは一つ覚えておけばOKです。

まずは相手の繁栄や相手がうまくいっていることを喜ぶ文章を一つ添えます。一例としては、

貴社にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます

という1文です。

これに加えて、

平素は格別のご高配を賜り心から感謝申し上げます。

など、日頃の感謝の1文を添えます。

ここから、季節の挨拶が入るというわけです。

春に使える時候の挨拶

まず春のシーズンに使える例文についてご紹介していきます。

春のシーズンについては花が咲いたり、まだまだ花が咲いたけれども寒かったりする季節ですので「花冷え」というワードを用いてみたり、麗春の候、貴社にはますます~とやってみるのもおすすめです。

もう少しくだけてフランクな言い方ができる相手であれば、春爛漫の季節となりました、お変わりはありませんでしょうか?などでもOKでしょう。

また、春の季語を織り交ぜると一気に引き締まる印象ですが、春の季語としては

・朧月夜

・春の日

・春日和

などが使えます。

夏の盛りは涼やかな挨拶を

夏の盛りは基本的に暑いのですから、大暑の候というキーワードを盛り込んでみましょう。また、8月のお盆過ぎ時期には、暦の上では立秋が近づいてきますので、立秋とは名ばかりでまだまだ猛暑が続いておりますが~、などの挨拶を入れるというのもお洒落で良いですね。

ちなみに夏の季語として使えるキーワードとしては、

・暑き日

・夏の夕べ

・サイダー

・ソーダ水

・水羊羹

・祭

 

などがあります。

 

秋口に使える挨拶は?

最近は残暑と言ってもとんでもない暑さですが、秋口となれば暦の上では秋なのですから、紅葉の美しい季節となりましたが、もしくはもう少し秋が深まってくれば小春日和の折、など、冬が近づいていることや紅葉のシーズンであることを中心に盛り込むとより洗練された美しい挨拶文になりそうです。

秋の季語として使えるのは

・秋の蚊帳

・秋の初風

・サルビア(花の名前)

などがあります。

冬のオシャレな挨拶とは?

冬は基本的に年末ですから師走というキーワードを入れて挨拶文を作ると良いでしょう。例えば、師走で何かと慌ただしい季節がやってまいりましたが、などの具合です。

もしくは、今年も残すところあとわずかとなりましたが、というキーワードが使えるのも冬の挨拶の特徴です。

冬の季語としては、

・オリオン

・アイスホッケー

・凍土

・北風

などがあります。

まとめ

このように普段何気なくやり取りをするビジネスの挨拶文やメール、その他手紙ですが季節の挨拶文や気候を織り交ぜることによって、より美しく日本の四季折々の風景を感ぜられるような仕上がりのものとなります。

1ランク上のやり取りを目指してこういった季節の風情を織り交ぜた挨拶を作ってみてはいかがでしょうか。