部下を持ったら読みたい本!指導力や成果をアップさせるための5冊を紹介
「これから部下を持つことになったけれど、上手く関わることができるか不安…」
「部下を育てるためにはどうしたらいいの?」
上司として、このような悩みを持つ方は多いでしょう。
そんな方の悩みを解決するために、本記事では「部下を持ったら読みたい本5冊」をご紹介します。
本を読むだけで、部下に対する悩みが解消され、自分の指導法を考えるきっかけになりますよ。
部下を持ったら読みたい本5冊
部下を持ったらぜひ読むことをおすすめする本は、以下の5冊です。
・結果を出しながら人を育てる上司の魔法
・部下を本気にできる上司、できない上司
・部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ
・女性を輝かせるマネジメント術 “ブライダル・ジュエリー”を業界No.1 企業に導いた恩田流メソッド
それぞれのおすすめポイントについて以下で解説していきますので、部下を持ちこれからに不安がある方はぜひ参考にしてください。
1.部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
出典:(Amazon)
「部下が思うように仕事をこなしてくれなくて悩んでいる…」
そんな方にぴったりの本です。著者自身も経験した部下に対する仕事の任せ方を分かりやすく、丁寧に解説しています。
部下に仕事を「丸投げ」するのではなく「任せる」。この違いを知り、実行するだけで部下は大きく成長します。上司としてどこまで部下に指示をするのか、どこまでは部下に任せるべきなのかがこの本を読めば分かります。
部下を持った人にとっての「教科書」のような存在になってくれる一冊です。
出版社 | 角川書店 |
価格 | 本体1,400円+税 |
2.結果を出しながら人を育てる上司の魔法
出典:(Amazon)
本や映画の幅広いレンタルを行うTSUTAYA。その全国1,280店舗から最優秀店舗に選ばれた店舗のマネージャーである著者が実践した部下育成方法です。
上司になった場合、多くの人が悩む要因の一つが「部下の指導と自分の仕事の両立」でしょう。部下の指導に熱を入れすぎても自分の業務が成り立たず、かといって自分の業務を優先していると部下がうまく育たず困ってしまう…。
そんな悩みはこの本を読むことで解決します。実際に著者が行ったことで失敗してしまった部下への接し方から、うまく成果をあげられるようになった部下への態度までを具体的に記述してあり、著者の思いが随所に伝わってきます。
著者の思いがあふれた文章に大きく救われるでしょう。
出版社 | クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
価格 | 本体1,380円+税 |
3.部下を本気にできる上司、できない上司
出典:(Amazon)
そんな方はこの本を読むと目から鱗になるでしょう。この本では、大切なのは「コーチング」よりも「あり方(エンパワーリング)」であるとし、部下の伸ばし方を解説しています。
部下が伸びないのは部下が原因ではなく、部下と上司の「信頼関係」が問題であるそう。いくら部下に指導したとしても、信頼関係が築けていないと部下は育たないと著者は指摘しています。
また、部下との距離を縮めるための3つの「本気力」についても紹介されています。この本を通じて本気力を手に入れたあなたは、きっと部下を上手く動かせるようになりますよ。
出版社 | PHP研究所 |
価格 | 本体1,400円+税 |
4.部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ
出典:(Amazon)
日本における「経験学習」、つまり実戦形式から学びを得ることを勉強と定義したうちの第一人者であり松尾睦氏が記した一冊です。
育て上手の上司がいてこそ部下は育つとしており、そんな育て上手な上司の指導法を余すことなく勉強できます。
いろいろな会社の管理職に対するインタビューから具体的な事例まで掲載されており、実際に自分が職場にいて部下に接するときの実践方法が分かりやすく解説しているため、本で学んだことを行動に移しやすいでしょう。
出版社 | ダイヤモンド社 |
価格 | 本体2,000円+税 |
5.女性を輝かせるマネジメント術 “ブライダル・ジュエリー”を業界No.1 企業に導いた恩田流メソッド
出典:(Amazon)
部下育成論について記されている本では珍しく、「女性」にフォーカスを当てている一冊。「女性にしかできないことを活かし、女性にもっと活躍してほしい」という著者の思いが込められています。
働く女性は現在、増加傾向にあるため、そんな女性が持つ良さを引き出すためにはどうしたらいいのかという点について詳しく解説しています。
著者は男性の方ですが、決して女性を見下すことなく謙虚な姿勢で女性を見ているため、女性を部下に持つ上司の方には読んで勉強になること間違いなし!
出版社 | カナリア書房 |
価格 | 本体1,200円+税 |
部下を持った人が勉強すべきこと
部下を持った人は、「教える」と「任せる」のバランスを勉強することが必要です。
ずっと部下につきっきりで教えすぎると部下が育ちませんし、部下からも「信頼されていないのかな…?」と不信感を持たれてしまいます。
その一方で、部下にすべて任せすぎても自分の思っていることと違う方向に部下が動いてしまうかもしれませんし、部下が吸収することがなくなってしまうかもしれません。
必要なことは「教える」、信頼できるところは「任せる」と、バランスをとって部下に接することで、部下との信頼関係が築けて仕事ができるようになります。
本から学べる部下との付き合いとは
本から学べる部下との付き合い方は、主に以下の二つがあります。
- 成功体験
- 失敗談
どちらも実際に本の著者が経験したことですので、「リアルな体験談」を知れるでしょう。
それぞれについて、詳しく解説します。
成功体験
部下と適切に接することができれば、部下も期待に応えようと努力してくれます。
どのような方法が部下に効果的で、その結果どのような成果が出たのか、その一連の流れが本を読めばはっきりと分かりやすく勉強できます。
成功体験を知ることで、自分も同じようにすればいいのだと分かりますよね。部下との接し方が分からないという方は成功体験を参考にして、そのやり方を真似るだけで部下の成長を後押しできますよ。
失敗談
部下との接し方について本を出している方の中には、部下の育成に失敗してしまい、その経験をまとめている方も多くいます。
そんな著者の失敗談からも学べることはたくさんあるでしょう。もしも自分が本の中の失敗談と同じような思考をしていたら、部下に深く接してしまう前に考えを改められます。
著者が痛い思いをして学んだ失敗だからこそ、その経験から自分に活かせるものを吸収し、部下に同じように接してしまわないよう注意しましょう。
時間がなければ読む本ではなく、聞く本を活用
「Audible(オーディブル)」を知っていますか?
Amazonが提供しているオーディオブックサービスです。
オーディオブックは本を音声で読み上げてくれる、いわゆる”聴く”タイプの電子書籍で、Audibleではビジネス書や自己啓発本、小説などの多様な作品を利用できます。
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読む時間がないと言い訳をするのであれば、聞いて読んだ気になっている方が百倍ましです!
騙されたと思って試してみてください。
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まとめ
本記事では、部下を持った時に読む本5冊をご紹介しました。
部下を持ちたての時はどのように接したらいいのか、育成方法に悩むことも多いと思います。そんな時、部下に対する適切な接し方ができれば、部下は会社内で頼もしい人材になってくれるはずです。
人材を育てるために、部下育成のプロたちが生み出したテクニックを本から学び、実践していきましょう。
「良い上司」になるためのコツを発見するためには、本の知識が欠かせません。ぜひご紹介した本を手に取り、勉強してみてくださいね。