【進級・進学祝い】友人・知人のお子様に贈る素敵な文例まとめ
春は進学・進級の季節です。お子様の成長というものは、それだけで幸せな心持ちを呼び起こしますが、それが自分の友人や知人のお子様となればなおの事です。
そんな友人・知人のお子様の進級や進学に際して、お祝いのメッセージを送り、新たな門出を祝いたいという気持ちはごく自然な事です。
とはいえ、ひと昔前に比べて現在は少子化社会。子どもの成長を見守る機会も減ってきているからか、このような時のお祝いの言葉として、どのようなものが適切なのか、迷うこともしばしばです。
そこで今回は、友人・知人のお子様への進学や進級祝いのメッセージの文例を、シチュエーション別にまとめてみましたので、紹介していきます。
【進学祝い編】友人・知人のお子様へのメッセージ例まとめ
まずは、進学祝い編です。シチュエーションを「小学校入学」「中学校入学」「高校入学」にわけ、それぞれにおける「親御さん向け」「お子様本人向け」のメッセージを紹介します。
小学校入学のお祝いメッセージ例
小学校入学のお祝いメッセージのポイントは、「無限の可能性への門出を祝う温かく明るいメッセージ、これをやさしい言葉で」です。
親御さんへ向けてのメッセージ例
カジュアルならば「〇〇ちゃんの小学校入学、おめでとう!」、もう少しフォーマルな感じにしたければ「〇〇ちゃんの小学校ご入学、おめでとうございます。」といった感じです。
この言葉に続けて、成長を祝う気持ちを率直にのせた明るいメッセージを続けると良いでしょう。カジュアルならば、例えばこんな感じです。
「待ちに待った入学式ですね。あんなに小さかった〇〇ちゃんが、本当にあっという間ですね。これからの成長がますます楽しみなことでしょう。すてきな小学校生活が送れますように。」
お子様本人へのメッセージ例
お子様向けには「〇〇ちゃん、しょうがっこうにゅうがくおめでとう。」、男の子ならば最初は「〇〇くん」としても良いかもしれません。
出だしもそうですが、メッセージは小学校一年生になりたての子どもでもわかりやすいように、すべてひらがなで、短くて簡潔な文章を心がけましょう。
さらに続けるならば、こんなメッセージはいかがでしょうか。
「これから、いろんなことをたのしくおぼえていってね、きっとわくわくするよ。おともだちもたくさんできるといいね。げんきでがんばってね。」
中学校入学のお祝いメッセージ例
中学校入学のお祝いのメッセージのポイントは、「期待と不安が入り混じる時にポジティブな気持ちになれるメッセージ」です。
親御さんへ向けてのメッセージ例
カジュアルな感じならば「〇〇くんの中学校進学、おめでとう!」、フォーマルな場合は「この度は〇〇さんの中学校進学、誠におめでとうございます。」といったフレーズがおすすめです。
親御さんもまた、自分の子どもの新たな門出に期待と不安が入り混じっていることでしょう。フォーマルな場合、こんな言葉を続けてみてはいかがでしょうか。
「お子様の日々の成長に、ご家族の皆様のお喜びもひとしおかと存じます。お子様の中学校での生活が充実したものになりますよう、心から願っております。」
お子様本人へのメッセージ例
中学校入学のお祝いメッセージの場合、性別やシーンで使い分けていきましょう。「〇〇ちゃん」もしくは「〇〇くん」ではじめて、「中学校入学おめでとう」と続けます。
そして、期待と不安が入り混じるお子様の不安を取り払えるような言葉を続けると、きっと喜ばれます。
「新しいスタートですね。これからの3年間、勉強や部活などできっと色々な経験をすることでしょう。健康に気をつけて、自分のペースで楽しみながら頑張ってください!」
高校入学のお祝いメッセージ例
高校入学の場合のメッセージのポイントは、「相手との関係性や高校受験の合否に気を配る」です。基本的にはフォーマルな文体が望ましいです。
親御さんへ向けてのメッセージ例
「〇〇さんの高校進学、おめでとうございます。」といったフォーマルな文体ではじめるのが無難でしょう。
ここから文章を続ける際には、「第一志望の高校に合格できたかどうか」という情報が重要になってきます。これがわからない場合には、次のような無難な文章に仕上げましょう。もちろん新たな門出を祝う気持ちは忘れずに。
「今後も勉強などにさらなるご活躍をされることかと思います。お子様はじめご家族皆様の、さらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
お子様本人へのメッセージ例
関係性にもよりますが、高校生ともなれば、相手も一人前の大人と考えた言葉遣いでお祝いの言葉を送りましょう。
例えば、こんな感じのメッセージはいかがでしょうか。
「〇〇くん、高校入学おめでとう。受験勉強での君の頑張りは、これからの高校生活でもきっとプラスになることでしょう。これからも目標に向かって一歩一歩進んでいってください。」
【進級祝い編】友人・知人のお子様へのメッセージ例まとめ
次に、進級祝い編です。進級の場合は、お子様の学年や活躍の状況などによって、細かく変わってきますので、メッセージ例を簡単にまとめておきます。
小学校での進級祝い!メッセージ例まとめ
低学年ならば「〇〇ちゃん、しんきゅうおめでとう きょうから2年生ですね あたらしい1年生のこどもたちにもやさしくしてあげてね。」
高学年ならば「進級おめでとう!下級生のお手本になり、〇〇小学校をより素晴らしい学校にしていってください。健康には気をつけてね。」
このようなメッセージはいかがでしょうか。
中学校での進級祝いメッセージ例まとめ
中学校になると、部活や高校進学を絡めたメッセージがおすすめです。例えば次のようなメッセージはいかがでしょうか。
「〇〇くん、2年生への進級おめでとう。部活でも先輩として新1年生のお手本になれるよう頑張ってください。もちろん勉強の方も忘れずに!」
「〇〇さん、3年生への進級おめでとうございます。来年にはいよいよ高校受験ですね。一歩一歩努力を重ねて、すてきな一年になることを願っています。」
高校での進級祝いメッセージ例まとめ
高校生への進級祝いメッセージには、大人一歩手前の彼らの心情を思うようなことを書いていきましょう。
「〇〇さん、進級おめでとう。いよいよ最終学年ですね。勉強や部活でのこれまでの活躍の様子は聞いております。この1年はこれまでの学生生活の集大成として、たゆまぬ努力を重ねていってください。あなたのさらなる成長を楽しみにしております。」
まとめ
今回は、友人・知人のお子様への進学や進級祝いのメッセージの文例を、シチュエーション別にまとめて紹介してきました。
お子様の進級や進学へのお祝いは、その相手との関係性やお子様の状況などによって、細かく変わってきます。どのようなシチュエーションであっても、お子様の成長と活躍を祝う心を忘れずにメッセージを書いていきましょう。